O・J・シンプソン被告の予備審問2日目
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【11月10日 AFP】強盗共謀など12の罪で起訴されているアメリカンフットボールの元スター選手O・J・シンプソン(OJ Simpson)被告(60)の予備審問の2日目が9日、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)、クラーク郡(Clark County)地方裁判所で行われた。
シンプソン被告は9月13日、ラスベガスのパレス・ステーション・ホテル&カジノ(Palace Station Hotel & Casino)の客室に銃を持った仲間と押し入り、同被告ゆかりの記念品10万ドル(約1100万円)相当を奪ったとして12の罪で起訴されている。
この日の予備審問のなかでシンプソン被告は、仲間の男らが拳銃で武装していた事実を知らなかった可能性が示された。
競売専門会社の社長でシンプソン被告との会合のためにパレス・ステーション・ホテル&カジノ(Palace Station Hotel & Casino)の客室を借りる手配をし、事件に巻き込まれたThomas Riccio氏は、事件のなかでシンプソン被告自身が銃を手にしたことは一度もないと証言した。
同氏はさらに「(共犯の男らが所持していた)拳銃についてシンプソン被告は知らなかった可能性がある。同被告がそのように主張していることは知っているが、わたしがそう考える理由は、被告が拳銃を持った男らの前に立っていたからだ」と述べた。
事件発覚後の取材でシンプソン被告は、事件では銃は使われなかったと話し、盗まれた自身の資産を取り戻しただけだと主張していた。
シンプソン被告は1994年に元妻とその友人を殺害した容疑で起訴されたが、その後の裁判で無罪となったことは良く知られている。今回の事件で強盗と誘拐の罪で有罪となった場合、最高で終身刑を言い渡される可能性がある。
今回の予備審問は、事件が裁判に持ち込まれるべきかを審査するために開かれた。(c)AFP
シンプソン被告は9月13日、ラスベガスのパレス・ステーション・ホテル&カジノ(Palace Station Hotel & Casino)の客室に銃を持った仲間と押し入り、同被告ゆかりの記念品10万ドル(約1100万円)相当を奪ったとして12の罪で起訴されている。
この日の予備審問のなかでシンプソン被告は、仲間の男らが拳銃で武装していた事実を知らなかった可能性が示された。
競売専門会社の社長でシンプソン被告との会合のためにパレス・ステーション・ホテル&カジノ(Palace Station Hotel & Casino)の客室を借りる手配をし、事件に巻き込まれたThomas Riccio氏は、事件のなかでシンプソン被告自身が銃を手にしたことは一度もないと証言した。
同氏はさらに「(共犯の男らが所持していた)拳銃についてシンプソン被告は知らなかった可能性がある。同被告がそのように主張していることは知っているが、わたしがそう考える理由は、被告が拳銃を持った男らの前に立っていたからだ」と述べた。
事件発覚後の取材でシンプソン被告は、事件では銃は使われなかったと話し、盗まれた自身の資産を取り戻しただけだと主張していた。
シンプソン被告は1994年に元妻とその友人を殺害した容疑で起訴されたが、その後の裁判で無罪となったことは良く知られている。今回の事件で強盗と誘拐の罪で有罪となった場合、最高で終身刑を言い渡される可能性がある。
今回の予備審問は、事件が裁判に持ち込まれるべきかを審査するために開かれた。(c)AFP