【東京 28日 MODE PRESS】高級宝飾時計ブランドのピアジェ(PIAGET)が、プロフィギュアスケーター・荒川静香(Shizuka Arakawa)の指紋をデザインに用いた、世界で1点のペンダント(イエローゴールド製)を制作した。世界に1つしか存在しないこのペンダントは、今後開催予定のオークションで販売され、チャリティー活動として売上金の一部を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と子供たちのスポーツ振興のために寄贈される。

■積極的なチャリティー活動

 ピアジェがこのようなチャリティー活動を行うのは初めてのことではない。すでに世界各国でも開催されており、ヴァネッサ・パラディやエリザベス・ハーレー、モナコのアルベール王子の指紋からデザインを起こした時計を販売している。

 今回、荒川静香を抜擢した理由をピアジェ ジャパンのニコラ・ジャカールCEOは、「控えめでいて、凜とした美しさがある。彼女が残したトリノオリンピックでの功績は、まさに輝かしく、ピアジェがイメージする女性像とピッタリだった。そんな彼女と一緒に仕事ができて、非常にうれしい」と語った。

■荒川静香「世界中の子供に夢と希望を」

 記者会見で「自分の指紋をデザインに取り入れる“斬新なアイデア”と“子供とスポーツ振興のためのチャリティー”という企画に共感した。自分が関わることで何かの役に立てれば、と思い参加しました。世界中の子供に夢と希望を与えたい」と荒川静香。その新しい発想で“指紋”がゴージャスに変身したペンダントを見た瞬間、興奮したという今回の指紋ペンダント。自身のルーツを後世に受け継ぐ、斬新で最高に贅沢な逸品になることは、間違いない。(c)MODE PRESS

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