【東京 2日 MODE PRESS】スイス・ジュネーブの老舗高級腕時計メーカー、ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)が、日本限定モデル「クロノ・デフィ・メール(CHRONO DEFI MERS)」とマルタシリーズ新モデル「マルタ・パワーリザーブ&デイト(Malte Power Reserve & Date)」を発表した。

■クロノ・デフィ・メール

 2005年にブランド創業250周年を迎えたヴァシュロン・コンスタンタンは1985年以来、毎年日本限定モデル「日本コメモレーション」を発表している。今回が19代目のコメモレーションである「クロノ・デフィ・メール」は、同ブランドの人気シリーズである高級スポーツ・ウォッチ「オーヴァーシーズ」をベースにデザイン。コメモレーションとしては初のスポーツタイプとなる。

 「海への挑戦(=デフィ・メール=)」という名前の通り、大海原での航海をイメージした仕上がり。タキメーターのブルーは空を、ベージュは大地を象徴している。ケースはやや大型で、直径42mm。クロノグラフ搭載で、定番のオーヴァーシーズモデルと同様に機械式自動巻キャリバー1137を使用している。軟鉄耐磁性構造だが、文字盤は通常モデルと異なるマイクログレイン仕上げの黒。ブルー/ベージュ、それぞれ50本の限定発売となる。

■マルタ・パワーリザーブ&デイト

 マルタシリーズの新作モデルは、シリーズの特徴である扇型のラグがついた丸いケースの中にパワーリザーブとデイト表示を組み込んだ。現代的なギョーシェ彫りが施された文字盤には、18Kゴールド性の扇型の時針と分針がついている。

 ヴァシュロン・コンスタンタンが開発・製造した新型手巻き式ムーブメントCal.1420を搭載。ケースは18Kホワイトゴールドとピンクゴールドの2種類。黒か茶色の手縫いの四角い斑模様のワニ皮でできたストラップが付いている。

 両シリーズとも、今秋以降に全国時計専門店、百貨店で発売予定。価格は「クロノ・デフィ・メール」が各228万9000円、「マルタ・パワーリザーブ&デイト」のホワイトゴールドが294万円、ピンクゴールドが273万円(すべて税込)。(c)MODE PRESS