【カンヌ/フランス 28日 AFP】毎年、カンヌ国際映画祭では、光り輝くジュエリーで美しく着飾ったセレブ達がレッドカーペットに華を添える。

■今年人気のジュエリーは?

 今年人気のジュエリーは、ダイヤモンドのドロップイヤリングとカフスブレスレット。ダイアン・クルーガー(Diane Kruger)やマギー・チャン(Maggie Cheung)、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)、トニー・コレット(Toni Colette)を始めとした多くのセレブが着用した。

 パルム・ドール( Palme d’Or)トロフィーのデザインを手掛けるスイスのジュエリーブランド、「ショパール(Chopard)」は、60周年記念として制作した「レッド・カーペット(Red Carpet)」コレクションをはじめに、500種類以上ものジュエリーを映画祭のために手掛けた。「女性たちがそれぞれ違うように、ジュエリーも違う」と、同社のGruosi-Scheufele副会長。

 フランスのジュエリーブランド、ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)によると、今年人気のジュエリーは、ペンダントイヤリングとブレスレット。「大きく開いたデコルテとルーズなヘアスタイルにとてもよく似合う」と同社のCharlotte Gounant氏は言う。

■注目は「ホワイトダイヤモンド」

 今年、圧倒的な人気の宝石は光り輝くホワイトダイヤモンド。「今年はホワイトダイヤモンドが大人気。それをプラチナと組み合わせたジュエリーが多い」とコメントするのは、ダイヤモンド・ジュエリーで有名なブランド、デビアス(De Beers)のCaroline Deby氏。

 ダイアン・クルーガーとアンジェリーナ・ジョリーもウォーターホール・ダイヤモンドのイヤリングを着用。同氏は、「今年のカンヌで特に流行っている、シンプルなダイヤモンドジュエリーは、世界的なトレンドとなるだろう」と語る。

 写真は、フェスティバル・パレス(Festival Palace)で開かれた『A Mighty Heart』の上映会に到着した女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)(2007年5月21日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT