【東京 12日 AFP BB News】第4回「東京発 日本ファッション・ウィーク(JAPAN FASHION WEEK)が12日、開幕した。5日間にわたり、日本橋の特設テントや東京ビル内の会場を舞台に38ブランドが07/08年秋冬コレクションを発表する。

 初日、トップバッターを切ったのは宇津木えりEri Utsugi)の手掛けるメルシーボークー、(mercibeaucoup,)。会場中央には大きなキノコの装飾が設置され、バックミュージックには「ややこしや、ややこしや」と野村萬斎の狂言が鳴り響く。

 モデルたちは、ヘアメイク、アクセサリー、服のディテールに至るまでキノコが生えたような出で立ち。キノコ柄や世界地図プリントは、ジャージやダウンジャケット、サロペットパンツやレギンスなどに落とし込んだ。

 ランウェイを歩くモデルの動きや会場の音楽、服のスタイリングやボリュームなどすべてにおいて、故意にバランスを崩したスタイルが印象的。遊び心溢れる楽しい仕上がりとなった。

写真は、新作を披露するモデル。(c)AFP/Toru YAMANAKA