【パリ/フランス 4日 AFP】警察絡みの問題を多く起こしていることから“バッド・ボーイ”の異名を持つ有名俳優のサミー・ナセリ(Samy Naceri)が、ナイトクラブの従業員3人に対する刃物による傷害未遂容疑で5日、フランス南東部の裁判所に出廷する。ナセリは2日の夜、女性2人を連れ立って酔った状態で同ナイトクラブに到着後、ドアマンに入店を断られたのに腹を立て、言い争いになり、ナイフを取り出したものとみられる。ナセリは歯を折るなどの怪我を負ったが、ナイフで負傷したものはいなかった。ナセリはアクション映画「タクシー(Taxi)」シリーズなどで知られ、最近は、世界の映画祭で高い評価を得ている戦争歴史映画「Days of Glory(原題:Indigenes)」にも出演している。写真はサミー・ナセリ(2006年5月3日撮影)。(c)AFP/OLIVIER LABAN-MATTEI