【11月12日 marie claire style】誰かのため、何かを主張するために、ではなく、自分と向き合い、自分らしくあるためにまとう。香りの在り方が変わってきた。男であるとか女であるとか既成の枠にこだわらず、もっと自由に感性が赴くまま香りを取り入れよう。

 肌から香り立つようにつける──。長い間、そう語られてきた香り。それは、魂と寄り添うものをつけることだ、という解釈もできる。なぜなら、その人が選ぶ香りは、そのままその人のアイデンティティーでもあるから。もはや時代は「こうあるべき」という枠を取り払い、ファッションやビジネススタイルにもルールは存在しない。フレグランスの形状も、乳液のような水性のものやオイルなど、スキンケアに近いものまで登場している。今こそ、魂が求める香りを身近に置き、自分自身のためにつけるとき。見えない不安や仕事の忙しさで、失われていた自分らしさが目覚め、明日からの日常が、もっと充実したものになる。

Clear Mind/マインドをクリアにして平穏なひとときを
いつか見た空想の世界。果てしない夢・・・。音も温もりもないものに、もし香りをつけたなら?静かで穏やかな香りは、自己と向き合い、マインドをクリアにするときの相棒として最適。さりげないのに、なぜか人を惹きつける神秘的な存在でもある。

■Confidence/自己を肯定し、自信を取り戻す
まるで深い森の中に迷い込んだような静寂。そして、落ち着きと安心感。木々が持つ生命力や、静かにそよぐ風と木漏れ日が、内なる闘志に火をつけ、失いかけていた自信を取り戻してくれるよう。年齢や性別を超えてつけたい香りのニューノーマル。

Passion/自由と情熱を今こそ解放して
真の幸福とは、自分の気持ちに素直になること。私たちはもっと我儘であっていいのだ──。そんなメッセージが聞こえてきそうな自由と情熱にあふれる香りは、お守りとして手元に置いておきたい。何かを決断したいとき、きっと背中を押してくれる存在になるはずだから。

■Mercy/もっと慈悲深く、真の愛を追求したいなら
自分を愛することで、他人をもっといたわり愛することができる──。主張するのではなく、自分自身を心地よく癒やす、やさしく柔らかなフローラル系は、自分の時間をより充実させたいときの味方。この上ない多幸感に満たされるはず。

■Positive/躍動感ある香りでポジティブに
底抜けに明るい太陽の光を思わせる陽気なトーン。ストレートなまでにみずみずしくフレッシュな香りは、仕事の合間の気分転換や休日のひとときにぴったり。シンプル&ポジティブに人生を進めると、滞っていたことも意外にうまくいくかも。

■プロフィール
倉田真由美(Mayumi Kurata)
35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆する傍ら、美容やエイジングケアにまつわる講演などで活躍。marieclairestyle.jpでのブログ「倉田真由美のBeauty Life」も連載中。

お問い合わせ先はこちらから

■関連情報
【無料ダウンロード】marie claire style PDFマガジンをチェック!

※記事内の商品価格はすべて、本体のみ(税抜)の価格です。
(c)marie claire style/adviser: 倉田真由美 / photos: Tetsuya Niikura / styling: Hiromi Takeuchi / composition & text: Mayumi Kurata