【9月12日 marie claire style】緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ窮屈な暮らしを強いられている私たち。気晴らしに出かけようとしても不安がつきまとい、思う存分、心と体を解放することができないという人も多いことでしょう。

 6月17日にオープンしたばかりの「伊豆ホテル リゾート&スパ」は、「赤倉観光ホテル」や「東府やResort&Spa-Izu」を運営する「R&Mリゾート」が手がける3つ目のリゾートホテルです。伊豆 熱川高原のヒルトップに位置するため、ロビーからはもちろん、全室オーシャンビューの客室からも露天風呂やレストランからも、太平洋と伊豆諸島を望むことができます。わずか26室というこぢんまり感、どのお部屋にも温泉露天風呂がついているという贅沢なつくりも、ソーシャルディスタンスが問われる今だからこそ安心。お風呂上がり、軽装のままお部屋のバルコニーでのんびりしていてもプライバシーを保つことができるのもここならでは。この上ない開放感が味わえます。

 伊豆といえば、相模湾や駿河湾で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、さまざまな食材の宝庫。それらを使ったフランス料理や鉄板焼きは、最上階の「Dining&Bar WAVE」でいただくことができます。朝食もこちらで、海を見ながらいただくことができるので、朝昼晩と、さまざまな表情の海との出会いがあるのも魅力です。

 熱川温泉は、弱アルカリ性。硫酸塩泉を含み、メタケイ酸も多く含む泉質は"美肌の湯"と呼ばれるほど、温まりやすくて冷めにくく、つるっとした独特のしっとり感が肌の上に残ります。大浴場では、このお湯を水深125cmの深さにしつらえた深湯露天風呂が楽しめます。私自身、深湯は初めての体験でしたが、不思議な浮遊感があり、関節を伸ばしたまま佇むことができるので、思った以上にとても快適。湯船の中には座ることのできる段差もあり、そこに腰を下ろすと目線が水平線と同じ高さになるよう計算されています。頬に注ぎ込まれる風が気持ちよく、つい長湯をしてしまいます。

 おこもり生活により、長い間、トリートメントやマッサージとはご無沙汰だった私は、大浴場と同じフロアにある「Etoile Spa(エトワール スパ)」へ。フランス屈指のブランド「クラランス」とのタイアップにより、「ザ・デイ・スパ」が運営するこのスパでは、地元産のイチゴを使ったスクラブ剤や、一人一人の星座に合わせたオイルなどを取り入れたボディとフェイスのオールハンドトリートメントにより、心身の疲れや緊張を取り除くことができます。あまりの気持ち良さに、ここ最近はなかったほど、深く深く眠ってしまいました。

 朝はダイナミックな日の出を、日中は陽光にきらめく海と緑の山々を、そして夜は、静かな月の光と瞬く星たちに照らされた海・・・。時間軸や天候、季節により移ろっていく景色を目の当たりにすると、自分たち人間も自然の一部だと感じられ、次第に穏やかで優しい気持ちに包まれてきます。

 車で、あるいはJRの特急踊り子号で、少し足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。シングルステイできるお部屋もあるので、一人でゆっくり過ごすのもおすすめ。きっと明日への希望が目覚めてくることでしょう。

■店舗概要
伊豆ホテル リゾート&スパ
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1457-30「リゾートパーク伊豆あたがわ」別荘地内
www.izu-hotel.com

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※記事内の商品価格はすべて、本体のみ(税抜)の価格です。
(c)marie claire style/photos & text: Mayumi Kurata