【7月15日 marie claire style】Bonjour à tous! ナタリーです。東京をベースに日本や海外の美容情報を発信している連載「ビューティジャーニー」も、早いもので3年目に突入しました。WEBでのリニューアルに伴い、私のバックグラウンドである日本とフランス双方の"良いところ"を取り入れた美容の考え方や、それに即したブランドやプロダクトなどを紹介します。新生「ナタリーの日仏的ビューティジャーニー」をこれからもどうぞよろしくお願いします。

 さて、コロナウィルスが猛威を奮っていたこともあり、ここ数回の連載は家での癒しにつながる香りをメインにピックアップしていましたが、実は自粛期間中、集中的に見直したパーツがいくつかあります。そのうちのひとつがアイブロウ。マスクが手放せなくなった今、その人の表情や雰囲気の決め手となりうるアイブロウはこれまで以上に重要なパーツ。年齢を重ねるとともに少しずつ、でも確実に形を崩していった私の眉はいつの間にかアンバランスになり、困り顔をつくる要因になっていました。そこで外出を控えている2〜3カ月の間、アイブロウを整えたい気持ちをグッと我慢し、まずは完全な素の状態を取り戻すことに。生やし途中のアイブロウは場合によっては日本のワークシーンに相応しくない場合もあるので、私的にはこれこそ"今しかできない"おうち美容だったのです。

 一方、フランス人の眉事情をのぞいてみると存在感のあるナチュラルな自眉がほとんど。在仏期間中は、日本のパウダールームでよく聞かれる「眉毛が消えている!」という叫びは1度も耳にしたことはありません。フランスでは、素の眉毛を軽くブラッシングしたり余分な毛をツイザーで数本抜いて整えたりするのが基本のスタンス。もっとも最近は、ミレニアム世代を中心にアイブロウに特化した「ベネフィットコスメ」のプロダクトや、併設しているブロウバーが人気を博している模様。眉への飽くなき探求心は日仏共通になってきているようです。

 自身の骨格にそのまま沿うようなナチュラルな眉のなかでも、今回はここ数年ランウェイでも多く見られたマスキュリンなストレートブロウを狙うことに。特に、2020年春夏の「シャネル」で見られたルックは程よい透け感と凛とした曲線が理想的。その方法と結果、そしておすすめのプロダクトは次の回で。ナタリーのビューティジャーニーは続く。

■プロフィール
小西俐舞ナタリー(Nathalie Lima Konishi)
フランス人の父を持つ日仏美容家。モード系美容誌編集を経て独立後、日本や海外の美容媒体をメインに、コレクション速報や取材現場で得た美容メソッドなどを中心に執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第1土曜と第2木曜にフランスの最新美容情報などを紹介している。

■関連情報
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(c)marie claire style/text: Nathalie Lima Konishi