【6月25日 marie claire style】不意に訪れた自粛期間が一応の収束を見せ、街に少しずつ人が戻ってきている。しかし、結婚式やパーティなど人が多数集まるイベントが無期限で延期という話は、私の周りでもちらほら聞こえる。出社やそれに伴う外食の機会が減った今、多くの時間を過ごし支えあえるのは家族、パートナー、そして苦楽をともに乗り越えてきた親しい友人だ。否応なく新たな生活様式を取り入れることになった今を好機と見るか、それとも違ったものにしてしまうかは自分たち次第。大切な人への感謝を伝える方法も、新しい形を見つけられるチャンスかもしれない。

 そんな折ふと目に留まったのが、18世紀後半にパリに店を構えた「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」。昔ながらのレシピや教えを守りながら、最新の製造技術を融合させた処方が魅力の総合美容専門店だ。このブランドの特筆すべきところは、独創的な香りとパッケージの美しさ。幸運にも多くの時間を得ることになった今、香りという記憶に直接呼びかけるツールで、結婚式をデザインしてみてはどうだろう。

 結婚式の支度で焚くキャンドルからギフトまで、いつでもその日の情景を思い浮かべられるよう香りを揃えてみるのもよい。リップバームや石けん、コームなど、製品によっては由緒あるマヴロー様式の刻印やカリグラフィーをオーダーすることもできる。その人のイメージに合わせた香りやアイテムをセレクトする時間も楽しい。そもそも、引き出物はすべて同一にしなければならないと、誰が決めたのだろう。大好きな人や友人への感謝の伝え方については不思議と、様々なアイディアが浮かぶものなのだから。

 ちなみに私は最近、おうち時間を利用して、友人たちへのギフトとしてハーブやドライフラワーにするための花を育てている。みんなが笑顔で一堂に会する日が来ることを願いながら。

■お問い合わせ先
ビュリー ジャパン/0120-09-1803

■プロフィール
小西俐舞ナタリー(Nathalie Lima Konishi)
フランス人の父を持つ日仏美容家。モード系美容誌編集を経て独立後、日本や海外の美容媒体をメインに、コレクション速報や取材現場で得た美容メソッドなどを中心に執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第1土曜と第2木曜にフランスの最新美容情報などを紹介している。

■関連情報
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(c)marie claire style/selection, text, photo: Nathalie Lima Konishi