【12月19日 marie claire style】4年ぶりに訪れたNYは刺激に溢れていた。今回は滞在の半分を、新しいファッション&コスメブランドがしのぎを削るソーホー地区で過ごしたのだが、「UZU」のストアもまた、魅力的なプレゼンテーションでNew Yorkerたちを驚かせていた。

「UZU」は今年3月、"UNFRAME THEBEAUTY"という、従来の枠にとらわれないブランドフィロソフィーを掲げてNYでデビューした。そこで発表された色とりどりの〝アイオープニングライナー〞は、14色と謳いながらも13色の展開で、最後の1色をユーザーが決めるというユニークな発想だった。最も多かった答えは「黒」。しかし、ひとくちに黒といっても、十人十色の理想を融合し、7つの異なるブラックアイライナーを生み出したのだ。黒が持つ性格を追求して辿り着いた7つの"カラフル"は、際限なき世界の可能性を感じさせた。

 また、このアイライナーは世界に誇る筆づくりの聖地、熊野×奈良でたった7人の伝統的な職人の手揉みから生まれる大和匠筆™を採用している。しかし職人の説得を含め、実現までには長い道のりがあったという。現在、このライナーを手に取った若い世代がその工芸技術に興味を抱き、筆職人の門を叩くことも増えているらしい。文化においてのサスティナブルが、ここに実現しているのも感慨深い。

 滞在中、不思議と何人かのNew Yorkerから「この街の魅力とは」と尋ねられたのだが、それはもちろんここに集まる"人"だろう。新たな自分らしさの表現を提唱する「UZU」のように、皆が今日も新しい世界をつくろうとクリエイティビティと情熱に突き動かされている。

 New Yorkerからの何気ない問いかけは、この街が流行の最先端をゆく理由の一端を私に教えてくれた気がした。

■お問い合わせ先
ウズ バイ フローフシ/0120-963-277
https://www.uzu.team/jp/

■プロフィール
小西俐舞ナタリー(Nathalie Lima Konishi)
フランス人の父を持つビューティアクティビスト。モード系美容誌編集を経て独立後、日本や海外の美容媒体をメインに、コレクション速報や取材現場で得た美容メソッドなどを中心に執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第1土曜と第2木曜にフランスの最新情報などを紹介している。

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(c)marie claire style/selection, text, photo: Nathalie Lima Konishi