【12月17日 marie claire style】世界一の温泉源泉数、そして日本一の温泉湧出量を誇る大分県別府市。別府という名は知っていても、行ったことはないという人が多いのではないでしょうか? 私が初めてこの温泉地に行ったのは、3年前。以来、すっかりこの地に魅せられ、毎年のように行っています。だから、インターコンチネンタルホテルグループ(以降IHG)が、この地にリゾート&スパを作っているという話を小耳に挟んだとき、「やるな。IHG」と思っていたのです。

 その「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」が、ついに2019年8月にオープン。別府では初となる外資系ホテルが誕生したのです。立地するのは、鶴見岳と伽藍岳という二つの活火山、別府市街地、そして別府湾を見渡せる鉄輪(かんなわ)の山の上。インフィニティープールや露店風呂はもちろん、全89室ある客室からも自然の息吹が感じられる開放感あふれるつくりになっています。ホテル内は、竹細工や別府石など、九州各地や地元大分の伝統的な素材や職人技術を取り入れた空間になっていて、まるでアートギャラリーのような落ち着き。日常を忘れさせるには十分すぎるものといえます。夜は夜景を楽しみながら、朝は早起きをして日の出を楽しみながら、温泉に入ることができました。

 また、日本では唯一、ここだけで体験できるタイ発のラグジュアリースパブランド「HARNN(ハーン)」のスパにも注目。西洋のそれとは少し異なるエキゾチックなニュアンスのあるアロマの香りは、なんともいえない心地よさがあり、やはりアジア人同士の親和性があるのでしょうか。ホットストーンを用いて体の芯から温めたり、タイ古式マッサージを取り入れたような、しっかりとした施術は、コリや疲れが気になる私たち現代人にぴったり。筋肉リリース効果が望めるので、アスリートの人や男性にもいいと思います。

 日中は、レトロな雰囲気残る別府の町や塚原火口乃泉を散策してもいいし、ゆったりホテルライフを楽しむのも優雅で素敵。ホスピタリティがいいのも、さすがIHG。都心近郊の温泉もいいけど、東京から飛行機で1時間40分。大阪からは約1時間。飛行機に乗ってわざわざ別府に行く、その価値は十分すぎるほどある「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」。泉質がいいので肌がしっとりツルツルになって体調がよくなるし、湯けむり漂う街並みは、とにかく絶景。ゆっくりとした時の流れの中、忘れていた自然の息吹が染みるように感じられ、心身が癒されました。

■店舗概要
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ
大分県別府市大字鉄輪499番地18
https://anaicbeppu.com/

■関連情報
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(c)marie claire style/photos & text: Mayumi Kurata