【11月28日 marie claire style】

■インド政府公認のシッダーマスター(ヒマラヤ大聖者)が教える複雑な現代社会を楽に生きていくためのヒント
いよいよ冬に入り、年明けに子どもの受験を控えた親御さんはいろいろ悩みがつきないかと思います。理想の親になるにはどうすればいいのか。どうやって理想の子どもに育てるのか。誰もが悩んでいることでしょう。

 親というものは子どもが幸せになってほしいと常に願っているものです。そのために、よりよい教育の機会を与えようと塾に通わせたり、何か才能を引き出そうと習いごとをさせたりします。その結果、いまの子どもたちは毎日とても忙しく、目いっぱいの努力をしています。

 なかには親が学歴にコンプレックスを持ち、自分ができなかったことを子どもに実現してほしいと努力を強いているケースも見受けられます。一所懸命なのは分かりますが、それが子どもにどういう影響を与えているかを考えてみることも必要でしょう。

 小さな子どもは純粋で無垢です。親の心の波動をぜんぶ受け取っています。親が心配をしていると、それが子どもに伝染します。親が傲慢だと、それもまた子どもにうつります。親がコンプレックスを持っていると、子どももコンプレックスを持つようになるのです。

  親がごちゃごちゃ小言ばかりいっていても、子どもはよくなりません。ますます抵抗し、緊張して自分の力を発揮できなくなります。自分に自信が持てなくなるのです。子どもの性格形成には親の影響が強いので、子どもをよくするには最初に親が変わる必要があります。

 一方、子ども自身も、親から悪い影響を受けないで、いい影響を受け取るにはどうするかを考えなければなりません。親が立派だからといって、必ずしも子どもが立派に育つとは限りません。子どもは子どもで、しっかりと努力していかなければ成長できないのです。

 まず親が率先して人間性を高めることが大切です。自信と集中力を身につけ、愛ある行為で人を助け、道徳的にバランスのとれた生き方をするのです。そのためには瞑想が役に立ちます。瞑想をすれば、内なる力が引き出され、自然に愛ある行為ができるようになります。そして、なにごともスムーズに自信を持って行えるようになります。

  私が学んできたヒマラヤ秘教の教えでは、瞑想を通じて自然な人になることを目指します。覚醒した意識が導く瞑想によって、さまざまなコンプレックス、あるいはこだわり過ぎた心を正しく自然な状態に戻してくれるのです。源のすべてを創り出す力、いうなれば神の力が働くからです。

 ヒマラヤシッダー瞑想をすれば、情報化社会、学歴社会の中で振り回されている心を客観視して、宇宙的な愛の心でバランスよくものごとを進める力を得ることもできるようになります。親子ともに瞑想をすれば、受験なども自然に恐れることなくこなせるようになるでしょう。

■プロフィール
ヨグマタ相川圭子(Yogmata Keiko Aikawa)
10代でヨガと出会い、長年指導を続ける日本のヨガの草分け的存在。1984年、テレビの仕事を通じて大聖者パイロットババジと出会い、ヒマラヤの秘境で修行に入る。女性で史上初めて「最終段階のサマディ(究極の悟り)」に達し、公開サマディを16年間で18回行う。最高指導者の称号「マハ・マンダレシュワル(大僧正)」を授かる。インド政府公認のシッダーマスター(ヒマラヤ大聖者)となる。2016年、17年にはニューヨークの国連本部に招かれ、平和のためのスピーチを行う。世界各地を巡り、ヒマラヤシッダー瞑想の指導やチャリティ活動に取り組む。『幸福への扉』(光文社)、『未来をつくる成功法則』(大和書房)など著書は40冊以上。

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(c)marie claire style/text: Yogmata Keiko Aikawa