【10月21日 marie claire style】タイの首都、バンコクから車でおよそ90分。アユタヤ王朝の栄華を残す世界遺産の町、アユタヤに、「THANN(タン)」の滞在型スパが誕生しました。タイで生まれ、オーストラリアで経営を学び、マーケティングマネージャーとして国際的なキャリアを持つ「THANN」ブランドのオーナー、トニー・スパトラノン氏の思いが詰まったラグジュアリーな空間です。

 アユタヤのバンサイ、静かに流れるノイ川沿いにある「THANN WELLNESS DESTINATION」は、10エーカー(約40.500平方メートル)という広さ。古代アユタヤの意匠を活かした木造のコテージと、3階建てのリバービュースイート、アクティビティ感覚あふれるツリーハウスなど、ゲストの嗜好に合ったゲストルームを選ぶことができます。私が宿泊したヴィラには、プライベートプールが設置されていたため、朝はプールサイドで鳥のさえずりを聞きながらデトックスウォーターをいただき、昼はのんびりスイミング。そして夜は、半露天になったバスタブでゆっくり半身浴するなど、自分のペースで過ごすことができます。ペットボトル入りの水やジュース類を置いていないのもサスティナブルな考えによるものです。

 1,500平方メートルの広々としたスパ複合施設では、「THANN」のアロマオイルを使ったオイルマッサージやタイ古式マッサージを受けることができます。すべてのセラピストが、解剖学、アロマセラピー、マッサージ技術に関する幅広い知識を持っている本格的なもの。25℃の冷水浴と、30℃と35℃の温水浴ができるアロマテラピーバスは、日本でいうところの大浴場のようなもの。水着を着て入るので、カップルやファミリーでもみんなで楽しむことかできます。フィットネススタジオでは、ヨガやボクササイズのレッスンを受けることもできるので、アクティブ派には嬉しいですね。

 食事は、医食同源の考え方をベースにした、タイの伝統的な「マルチ・メインコース・ミール」であるSAMRUBスタイル。私たちが知る一般的なタイ料理とはちょっと異なるユニークな食材や風味、調理法、そして盛り付けを楽しむことができます。私は、季節のフルーツや野菜を惜しみなく使った「サプリメントドリンク」が大のお気に入り。いつもつくりたてが提供されるので、その日の気分や体調でオーダーすることができます。

 日中は、車で10〜15分程度にあるアユタヤ遺跡に足を伸ばしてみるのもいいし、館内には、歴史的にも価値のあるタイの骨董品をコレクションしたミュージアムもあります。「お客様一人一人のトータルウェルネスを叶える場でありたい。ここへ来たら、体と心を思う存分、休めてほしい」と語るトニー氏。微笑みの国といわれるタイだけに、スタッフたちの素朴な優しさにも触れ、気取ることなく自由に過ごせる穏やかなひととき。タイの新しい魅力がそこにはありました。

■店舗概要
・ナチュラルスキンケアブランドTHANN(タン)  公式HP:www.thann-natural.co.jp
・THANN WELLNESS DESTINATION(タン ウエルネス ディスティネーション) 2019年10月末グランドオープン 公式HP:www.thannwellness.com

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(c)marie claire style/photos & text: Mayumi Kurata