【7月25日 marie claire style】ここ数年、日本をはじめ世界中の視線が英国へと注がれている。政治経済の話はさておき、英国女優の飾らない美しさには目を見張るものがある。リリー・ジェームズやロージー・ハンティントン=ホワイトリー、シエナ・ミラーの輝くストロビングスキン。ケイト・モスやナオミ・キャンベル、ヴィクトリア・ベッカムに見る、多くを乗り越えてきたであろう円熟した肌。多忙を極める彼女たちの肌の秘密を探ると、偶然にもあるブランドに辿り着く。

 ラグジュアリースパの先駆者として広く知られるノエラ・ガブリエル氏によって1989年にロンドンで誕生したスキンケアブランド「エレミス」。多くのクライアントの肌に触れる傍ら、年の半分以上を海外で過ごしていた彼女は、どのような環境下でもスパ後のような健やかな肌を作るべく、卓越したトリートメントの叡智をスキンケアプロダクトに宿した。これが170以上のクルーズ船で採用されたことを機に、多くのセレブリティが愛用することになった。なかでも、世界で9秒に1つ購入されている"プロコラジェン マリンクリーム"に配合された半透明の藻、パディナパボニカには、興味深い逸話がある。開発パートナーのフランス人博士がダイビングの際に海底の難破船上でこれを発見したのだが、この藻が生えていた部分の船体だけは朽ちることなく保存されていたという。抗酸化力に優れたこの成分との奇跡的な出合いをもって、ブランドの名は世界中に知れ渡った。

 そもそも「エレミス」というブランド名はヘブライ語の"天と地"を意味する。計り知れない力を持つ自然を糧に、人間の知性が加わることで生み出されたプロダクトは、私たちが抱える心身のストレスを解放する作用に優れている。例えば、今春誕生した"ローズ クレンジングバーム"は、ブランドのためだけに栽培されているオーガニックの薔薇エキスを配合。体温でとろけるバームの感触は心地よく、日々億劫になりがちなクレンジングを優雅な時間へと変えてくれた。また、バスルームに広がる17種のローズやゼラニウムの柔らかな調香が、あたかもイングリッシュガーデンへの旅に誘ってくれるかのようだ。スタイリッシュなジェンダーレスが定着する今、あえて女性としての色っぽさも、自分を形成するうえで必要な要素だと気づかされる。また、同じく今春発売された"オーバーナイトマトリックス"も、日々私たちが受けるストレスがコラーゲンをはじめとした肌組織を破壊することに着目している。最もダメージがあらわれやすいところに狙いを定め、ドローンのように美容成分を届ける処方を採用。うるおいが湧き上がるような肌で目覚めた朝は、もちろん心も足取りも軽くなり、輝かしい未来をこの手に摑み取れそうな気さえしてくる。このクリームは、そんなポジティブな気持ちを取り戻したい時に最適だ。

 今あるストレスや悩みは、それを乗り越えた時に必ずや自分をより遠い場所へと連れていってくれる。日々積み重なる負荷に押しつぶされないようスキンケアで少しずつ解放しながら、うまく付き合っていくことが必要といえるだろう。

■お問い合わせ先
エレミス カスタマーケア/0120-217-257

■プロフィール
小西俐舞ナタリー(Nathalie Lima Konishi)
フランス人の父を持つビューティアクティビスト。モード系美容誌編集を経て独立後、日本や海外の美容媒体をメインに、コレクション速報や取材現場で得た美容メソッドなどを中心に執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第2木曜と第1土曜にフランスの最新情報などを紹介している。

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(c)marie claire style/selection, text, photo: Nathalie Lima Konishi