【6月27日 marie claire style】フォトグラファー、ガブリエル・マレウスキ(Gabrielle Malewski)は弱冠27歳でエキスパートとして活躍しています。ポーランド人の両親のもとパリに生まれた彼女は、母親が画家だったこともあり早くからポートレートに関心を寄せていました。もしかすると、この頃から構図(コンポジション)についても学んでいたのかもしれません。16歳で初めて手にしたカメラはニコン。その時から自然とフォトグラファーになる道を歩んでいました。友人のポートレート撮影から始め、独学で写真技術を身につけていくうちに自分のしたいことが見えてきたと言います。彼女はポートレートフォトグラファー(人物写真家)になろうと思ったのです。「人をきれいに撮るのが好き。特に、私の写真に映った自分がきれいに見えると言ってもらえるのが幸せよ。一番のご褒美だと思うわ」とガブリエル。「自分の姿を見てきれいだと口に出す人は少ない。私にとっては本当に嬉しいこと」と話してくれました。学校で写真を学ぶことはなく独学でやってきた彼女ですが、インターナショナルに活躍するため英語を勉強しました。そのおかげで国外へ飛び出し、ニューヨークに1年間滞在することができたのです。ガブリエルは活気に溢れたニューヨークの街がとても気に入りました。

 帰国した彼女は、フルタイムでフォトグラファーとして働き始めます。ブランドから俳優、女優、ブロガーまで仕事の相手は様々ですが、色々な雑誌に取り上げられたこともあって、セレブリティのポートレートも手掛けました。たとえば、忙しい有名人の撮影を5分間で終えなければいけないとなると、照明、角度、表情まで、すべてを手際よく完璧に整えなければなりません。ガブリエルはその術を知っているのです。こうした時間との闘いをこなしたことも、結婚式の写真に興味を持つようになったきっかけでしょう。 2011年からはウェディングフォトを本格的に始めました。最初は年に数回だったものが、今では18組以上の式をこなすようになったんですよ!結婚式の写真はマラソンのように休む間もなく、常にカメラを構えてあらゆる瞬間をとらえる必要があります。仕事のたび、カップルだけでなく、家族とその背景にある愛の物語まで、人々のプライベートな関係性の中に身を投じるガブリエル。ロマンティックな彼女は、そうした瞬間を間近で見届けられることに喜びを覚えると言います。「だって、人々が幸せで、愛と喜びに輝いている日だもの」。大変な仕事ですが、ウェディングフォトグラファーを続ける理由はここにあります。夫婦の、そして家族の、あるいはもっと単純に愛し合う人々の、純粋な美しさと喜びが溢れる素晴らしい時間なのですから。

■プロフィール
ルイーズ・エベル(Louise Ebel)
人気のファッションブログ「MISS PANDORA」を主宰。ブロガー、ジャーナリスト、作家。フランス、パリ在住。小さい頃から美術史と19世紀の世界に夢中となり、マリー・アントワネットやマルチェサ・カサティの世界への憧れから大学で美術史を専攻する。ヴィンテージファッションやアンティークの小物の収集家としても有名。

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(c)marie claire style/photos: Pauline Darley