【6月27日 marie claire style】毎日メイクをしてスキンケアを施す顔。悩みは多いが、触れ合うほどに、どこかほっとけないパートナーのような愛着が湧いてきたように思う。しかし、体はどうだろうか。人生の選択を映し出すボディは、向き合う時間が少ないせいか、どこかふくれっ面だ。

「フランスはココ・シャネルが女性の体を解放した頃からボディケアの考えが広まったんだ。パリジェンヌのドレッサーには20以上のボディケアアイテムが揃っていますよ」と教えてくれたのは、「メルヴィータ」でグローバルPRディレクターを務めるディディエ・テブナン氏だ。

 手付かずの自然が残るフランス・アルデーシュで1983年に生まれた「メルヴィータ」は、植物原料の95%以上がオーガニック栽培で、厳しい基準をパスしたものを採用。高い効果を導き出すため、製品の誕生までに最低でも2年以上の歳月を要するという。さらに購入し続けやすい価格の秘密は、生産者や養蜂家一人ひとりと築き上げた独自ルートや、3年以上の長期的な契約(それゆえ農家の子供達は、学校に通う見通しが立つという)によって成り立つ。

 しかし、ここはフェイスケア大国の日本。隠すことに美徳を感じる歴史的背景を持つ私たちに、ボディケアは習慣化しづらいという実情がある。そんな我々にテブナン氏はこうアドバイスした。「確かに10年前のオーガニックコスメは洗練されていないと、敬遠されることも多かった。ボディケア、そして夏に向けたスリミングには自らが心地よいと感じる質感や香りを選ぶことが継続への一番の近道です」

 帰宅後、しばらく休んでいたボディケアを「メルヴィータ」のアイテムとともに復活させた。私のお気に入りは、脂肪の分解と排出を促すピンクペッパーが配合された"ロルロゼ"シリーズだ。スクラブの入ったボディウォッシュは体を洗いながら角質ケア、スリミング、マッサージ、保湿の4役をこなす。ベストセラーの"ブリリアント ボディオイル"は、アウトバスで纏うのにこの上なく便利なスプレータイプを採用。さらに、6月に誕生した"オイルイン アイスジェル"は、ローラー付きの形状に加えて肌にスッと感じる心地よさが特長。この3つのアイテムに共通するのはテブナン氏が何回も言葉にしていた質感と香りの「プレジール(喜び)」であった。それは日本人女性が無関心になりがちなボディに光を当て、意識を向けさせるのにきっと大きな役割を果たすことだろう。

 自己を肯定し、ありのままの自分を愛するという考えが定着しつつある今、時代は他者を慈しむ方向へとゆっくり舵を切り始めている。手を取り合い、軽やかに時代を切り抜けるには、まず自信を持って愛せる自身の体が必要といえそうだ。

■お問い合わせ先
メルヴィータジャポン カスタマーサービス/03-5210-5723

■プロフィール
小西俐舞ナタリー(Nathalie Lima Konishi)
フランス人の父を持つビューティアクティビスト。モード系美容誌編集を経て独立後、日本や海外の美容媒体をメインに、コレクション速報や取材現場で得た美容メソッドなどを中心に執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第2木曜と第1土曜にフランスの最新情報などを紹介している。

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(c)marie claire style/selection, text, photo: Nathalie Lima Konishi