【2月8日 Parismodes.tv】「ディオール(Dior)」が19年春夏パリ・オートクチュールコレクションを発表した。

「ディオール」アーティスティック・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、振付師で「Mimbre」共同ディレクターのリナ・ヨハンソン(Lina Johansson)、女優のモニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)、女優のクリスティン・スコット・トーマス(Kristin Scott Thomas)、インフルエンサー/デザイナーのキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)がインタビューに応じた。

 会場はパリのロダン美術館(Musée Rodin)の庭園の大テントの下で、女性だけで構成されているサーカスグループ「Mimbre」によるパフォーマンスをバックにショーは行われた。

 クリスチャン・ディオール(Christian Dior loved)氏が愛し、詩的で興味深いサーカスの世界を、マリア・グラツィア・キウリが再解釈した今回のコレクション。サーカスの魔法とオートクチュールの威厳とが絡み合う。カラーパレットは時間とともに色あせたかのようで、裾は擦り切れている。チュールベースにはタトゥーがあり、ストライプで遊ぶ。ペチコートはシースルーで、トップは襟で装飾されている。ドレスはフリンジとスパンコールで華やか。ピエロやアクロバット、舞台監督を彷彿とさせるルックも。ゆったりとしたパンツやショートバンツは、白いシャツや革製のコルセット、黒い調教師のジャケットに合わせた。

 モデルが着用したフードは完全にスパンコールで覆われており、ステファン・ジョーンズ(Stephen Jones)がデザインした。(c)Parismodes.tv