【2月1日 Parismodes.tv】仏パリ(Paris)市内で21日から24日まで、19年春夏パリ・オートクチュールコレクションが開催された。23日には、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」が新作を発表した。

 ジャン=ポール・ゴルチエのインスピレーションの源は、「深海」と「日本」。セーラーシャツから、アトリエで制作したクチュールディテールを多用したコルセットまで、ワードローブを再解釈しながら、想像力を発揮した。

 オープニングで登場したモデルはセーラーシャツを着用。スーツのジャケットのショルダーは尖っている。服だけでなく、ペプラムデザインのようなベルトや長めのニーハイブーツにもプリーツを取り入れた。

 ワイヤー入りのコルセットでドレスは彫刻のように見える。3Dで制作したサンゴや貝の生地と刺しゅうは軽やか。着物のようなロングコートにはカラフルなスパンコールのストライプをあしらった。タイトなサイレンドレスは遠い魔法の世界を思わせる。明るい色のジュエリーや、生き生きとした色のカールさせた髪型にも注目したい。

 またランウェイには、ディタ・フォン・ティース(Dita von Teese)がモデルとして登場し、喝采を博した。(c)Parismodes.tv