【6月27日 marie claire style】突然ですが、私は友人とディナーに出掛けることが大好きです。気の置けない友人たちとおしゃべりしながら、シャンパンやカクテルを片手に、美味しいフレンチやイタリアンを楽しむ。そんな時間は誰にとっても至福のひと時なのではないでしょうか。

 ところが、美味しい食事を堪能して楽しい時間を過ごした後に、「ダイエットをしているのに食べ過ぎてしまった」などと罪悪感を持ってしまうとすべてが台無しに!そのようなネガティブな感情を持つことで悪い働きをするホルモンが分泌され、さらにストレスを感じるようになり、体にも悪影響を及ぼします。「今日は食べ過ぎちゃったけど、幸せな時間を過ごせてとても楽しかった。明日は野菜を多めに取るようにしよう」という風に前向きに考えることがポイントです。明日はまた新しい日。少しぐらい食べ過ぎてしまったとしても、翌日調整すればいいのです。美味しい食事を取りながらの友人や家族と過ごす楽しい時間はかけがえのないもの。せっかくいい気分になったのに、後悔の念でいっぱいになってしまっては本末転倒です。私たちが思うこと、考えることすべてがホルモンを作ります。それならば、ハッピーでポジティブなことを考えていたいですよね。人生は短くてとても貴重です楽しみながら健康的な毎日を送りましょう。

 努力を惜しまない頑張り屋の日本人は、ダイエットでも勉強でも苦しまないと効果が出ないと思いがちだと感じています。英語でも“No pain, no gain.”ということわざがあります。「苦労なくしては利益なし」という意味ですが、私は決してそうは思いません! 私のフィロソフィーは「楽しめなければ続かない」です。ダイエット中だからといって我慢をせず、仲の良い女友達と出掛けてお酒を飲んだり、デザートを楽しむことも時には大切だと思うのです。最近では日本でもベジタリアンやビーガン、マクロビオティックなど、動物性食品を控えた健康的な食事法が注目されています。これらで健康になる人もいると思いますが、あれを食べてはだめ、これもだめ、と厳しくしすぎてしまうとストレスが溜まり、かえって不健康になってしまう場合もあります。人によっては体がやせ細り、顔色はくすんで表情は陰鬱に。健康に配慮したライフスタイルのために菜食を始めたのにもかかわらず、ストイックになりすぎてしまうと逆効果です。だからこそ、楽しまなければ意味がないのです。ただ、ファストフード店で食事をすることだけは絶対におすすめしません!

 慌ただしい現代を過ごす私たち。忙しい日々の生活に追われているため忘れがちですが、人生は短くてとても貴重なものです。今日もこうして生きていられることに感謝し、いつでも前向きで幸せな気持ちでいたいもの。ちなみに、世界の人口は70億人といわれています。それなら70億通りの食事方法があるべきだと思いませんか? あなたに合う食事法があなたの親友にも合うとは限りません。私たちはどんな食事方法が自分に合うのかをそれぞれ見つけることが大切なのです。

■プロフィール エリカ・アンギャル/Erica Angyal
栄養コンサルタント。オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒(栄養学)。オーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)会員。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン(MUJ)公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに美しくなる食生活を指南。テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどでも幅広く活躍。美と健康をコンセプトとして、「内側からより美しく、心も身体も健やかに輝く」をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信している。日本語での著書に『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)、『美女の血液型別お弁当BOOK』(主婦と生活社)などがある。フェイスブックでも最新情報発信中! (c)marie claire style

【関連情報】
エリカ・アンギャル公式サイト<外部サイト>
エリカ・アンギャルのビューティヒント 特集ページはこちら
【無料ダウンロード】marie claire style PDFマガジンをチェック!