【3月28日 marie claire style】美しさは内側から作られる、とこの連載で何度もお伝えしてきています。美人とは外見の美しい人のことではなく、精神的にも身体的にも健康で美しい人のことです。食事に気を配り、内側から輝くトレーニングを続けることでそれが外見に表れてくるからです。だからこそ血色の良い、ツヤのある美しい肌を手に入れるためにまず磨くべきなのは外見ではなく内側なのです。もちろん、外側からのケアを怠っていいというわけではありません。バランスの良い食生活に加えて、自分に合ったファッション、メイク、スキンケア法を見つけて自分が自分の一番の親友になってあげましょう。

 今回は私が毎日欠かさず実践しているスキンケアの一部をご紹介したいと思います。ひとつ目は、シャワーを浴びる前に乾いた肌を硬いブラシでこするドライスキンブラッシング。日本ではあまりなじみのない習慣ですが、植物性の天然素材ブラシで乾いた肌に心臓に向けてブラシをかける美容法です。皮膚の下のリンパ管や毛細血管に働きかけるので、血行をスムーズにさせると同時に、角質をとって肌の生まれ変わりを促進するナチュラルピーリングのような美肌効果や皮膚温度を上げてくれる作用もあるのです。そして実際にシャワーを浴びる前には全身にアーモンドオイルを塗ってから。水道水に含まれる塩素から肌を守り、乾燥するのを防いでくれます。

■肌につけるものも賢く選ぶ。クレンジングのしすぎにも気をつけて  私は日本人女性はディープクレンジングやダブル洗顔など、クレンジングのしすぎだと感じています。洗いすぎは乾燥から守る天然のクリームである皮脂まで洗い落としてしまう恐れが。そこでオススメのスキンケアのふたつ目は、ホホバオイルです。洗顔の前に、目の下側に少量を塗ります。目元は皮膚がとても薄いところ。皮脂の分泌がほとんどないので、頰などと同じように洗ってしまえば必ず洗いすぎになってしまうのです。洗顔の前に目元や乾燥している部分などにオイルをつけておけば、肌を保護してくれるというわけです。

 ホホバオイルは人間の皮脂に近い成分組成をしていて、オイルの中でも一番酸化しにくいといわれている植物由来のオイルです。この他にアルガンオイルやマルーラオイルもおすすめです。サラッとしたテクスチャーで素早く肌に浸透し、毛穴を詰まらせることもないので、肌の呼吸を妨げることもありません。ちなみに市販のクレンジング剤には石油由来のミネラルオイル(鉱物油)が入っているものが多く、これは毛穴を詰まらせる原因になるので要注意です。

 また、年齢を重ねることでもっと美しくなれるということを覚えておいてください。日本ではエイジングというと悪いことだと思いがちですが、海外では年齢を重ねた女性は憧れの対象です。それは長い人生で得た経験や知識、自信が女性を美しく輝かせるから。反対に老いることを恐れていたら、かえって老化の進行は早まってしまうかもしれません。年齢を重ねることを老いと思わず、自分が美しく成長していると考えましょう。そのように上手にエイジングと付き合うことができれば、いつまでも人生をポジティブに楽しむことができます。自分がどんどん美しくなっていくことを考えると、それだけでハッピーな気持ちになれますよね。

■Erica’s Favorite/セルライトにも効くドライスキンブラッシング

 最大の排泄器官である皮膚をブラシでこすり、老化した角質を取り除くことで、リンパの流れや血流を良くし、セルライト形成の原因となる組織内の老廃物の排泄を促します。肌のキメを整え、ハリ・ツヤのある肌へ。最初は少し刺激が強いと思うかもしれませんが、慣れたら気持ち良くなりますよ。首まわりやデコルテなど敏感な部分は避けて、手足やお尻から始めてください。冷え症の方にもおすすめです。

■プロフィール エリカ・アンギャル/Erica Angyal
栄養コンサルタント。オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒(栄養学)。オーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)会員。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン(MUJ)公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに美しくなる食生活を指南。テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどでも幅広く活躍。美と健康をコンセプトとして、「内側からより美しく、心も身体も健やかに輝く」をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信している。日本語での著書に『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)、『美女の血液型別お弁当BOOK』(主婦と生活社)などがある。フェイスブックでも最新情報発信中! (c)marie claire style

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