【11月29日 marie claire style】日本に暮らし始めて16年になりますが、今でも私は日本人女性が世界で一番美しいと思っています。ほかのどの国にもない奥ゆかしさやエレガンスに加え、何より日本人はキレイな肌を持っています。シミやシワ、たるみが出にくい肌作りに効果的な日本の食生活がアドバンテージといえるでしょう。さらに日本人女性は美への探究心が強く、世界の中でもスキンケアに最もお金をかけている国のひとつだということも事実。それなのに、朝ごはんをコンビニで買った菓子パンだけですませるなんてもったいないことです! 化粧品に使うお金を見直して、体にも美肌作りにも良い食事になるよう、もっと工夫を凝らしてみましょう。そうすれば、外見的にも精神的にも良い影響が出てくるはずです。美しく健康的になれるのであれば、自炊も楽しくなりそうですね。

■備えあれば憂いなし!常備しておきたいストック食材

 血糖値と精神面を安定させるためにも、バランスの良い食事を心がけましょう。白いパンなどの精製された小麦粉を含む食品、マーガリンやショートニング、加工植物油脂、揚げ物などトランス脂肪酸を含む食品、加工食品やジャンクフードなどは避けるべきということはもうおわかりだと思います。野菜やフルーツなどは無農薬のオーガニックのものがおすすめですが、高価だったりなかなか手に入りにくかったりするので、完璧にしなくても大丈夫。神経質になりすぎると逆にストレスがたまってしまうので、できる範囲でいいのです。

 キッチンに必ずストックしておきたいのが“食べる美容液”ともいえるエキストラバージンオリーブオイル。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、摂取することで体の中性脂肪を減らすという研究結果も出ています。体内の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれるのです。新陳代謝を高めてくれるのでお肌の老化防止にも効果的。アンチエイジング効果も高く、太りにくくしてくれるうえに健康にも良い素晴らしい食材なのです。マヨネーズや市販のドレッシングをやめて、オリーブオイルにシフト!毎日の食事にぜひ取り入れましょう。

 それから調味料でおすすめなのはたまり醬油。意外と知られていないのですが、通常の“醬油”と呼ばれるものは、原料に大豆と小麦を使用しています。それに対してたまり醬油は、ほとんど大豆だけで作られていて、100%グルテンフリーのものも多数あります。お米が主食の日本ではあまりなじみのない響きかもしれませんが、グルテンとは小麦などに含まれるたんぱく質のこと。グルテンアレルギーを持つ人が摂取すると頭痛や湿疹などの症状を引き起こす恐れがあるのです。また、たまり醬油は通常の醬油と比べてたんぱく質が豊富で、うまみ成分も高いのが特徴です。料理の味が一層引き立つのでそこもおすすめしたいポイントですね。味噌、玄米、自然海塩、のりや昆布、わかめなどの海藻類、梅干しなども常備しておくといいでしょう。

 ちなみにこれらの食材は、放射性物質を取り込みにくい体を作る効果があることもさまざまな研究結果により明らかになっています。伝統的な日本食などバランスのとれた食生活は美しさをキープするだけでなく、免疫力もアップしてくれます。丈夫でヘルシーな体作りとハッピーなライフスタイルのためにも覚えておいてくださいね。

■プロフィール エリカ・アンギャル/Erica Angyal 栄養コンサルタント。 オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒(栄養学)。オーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)会員。2004年以来、ミス・ユニバース・ジャパン(MUJ)公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに栄養指導を行うほか、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどで幅広く活躍。美と健康をコンセプトとして、「内面からより美しく、健やかに輝く」をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信している。日本語での著書に『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)、『美女の血液型別お弁当BOOK』(主婦と生活社)などがある。 (c)marie claire style

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