【10月25日 marie claire style】バランスの良い食事をとっていても、食事制限はストレスにつながります。そこで「これを食べてはいけない」ではなく「これを食べればキレイになれる」というマインドに変えてみてください。食べるものを賢く選んで人生をエンジョイすることが私からの一番のアドバイスです。その日食べたものと、どういう気分で一日を過ごしたかをメモしておくことも、とてもいい方法です。そして、たまにはご褒美として自分の好きなものを食べることも大切です。私も時々アイスクリームやスウィーツを楽しむ日もあります。そういう時は、次の日から調整すればいいので大丈夫。感謝の気持ちを持って人生を楽しむことができれば、豊かでハッピーな毎日を送ることができます。ハッピーでポジティブなエネルギーを発していれば、もっともっと美しくなれます。そして、どんなに体に良いといわれていても、美味しいと思えなければ意味がありません。自分に何が合うのかいろいろ試してみてくださいね。でも、ジャンクフードやファストフードだけは絶対にやめておきましょう。

■一日をハッピーな気持ちで過ごすためにも 良質な食材を積極的にとり入れて

 前回、良い油のお話をしたので、今回は悪い油のお話をしたいと思います。マーガリン、揚げ物、スナック菓子、加工食品やジャンクフードなどに含まれる油を総じてトランス脂肪酸と呼びます。これを使うとサクサク感やしっとり感が出やすくなるのですが、実はこのトランス脂肪酸には中毒性があるのです。スーパーやコンビニで食品を購入する時は、パッケージに記載されている原材料をチェックすることを習慣づけましょう。マーガリンやショートニング、加工植物油脂が入っていたら避けるほうがベター。同じく麻薬並みに中毒性が高いといわれている、精製されたお砂糖(白砂糖)との組み合わせは要注意で、甘い菓子パンやドーナツなどは特に気をつけてください。トランス脂肪酸は、うつ病や子宮内膜症、不妊症などのリスクを上げるという研究結果が出ています。たくさん摂取すると、細胞膜が硬くなり、必要な栄養素が吸収されにくくなります。その結果、ホルモンバランスが崩れ、精神的な疲労やストレスにも影響してしまうのです。ホルモンバランスを整えてくれるオリーブオイルやアボカドオイル、魚に含まれるオメガ3脂肪酸などの良質な油を積極的にとりましょう。

 そして、精製されたお砂糖はやめましょう。代わりにはちみつ(砂糖が入っていないもの)、メープルシロップやアガベシロップ、黒糖など、自然の甘味料をとり入れて、白砂糖は徐々に減らしていってみてください。よく元気を出すために、マフィンやドーナツなど柔らかくて甘いものを朝一番に食べるという人を見かけますが、実はそこには大きな落とし穴が。白砂糖をとると血糖値が急激に上がるため、元気になった気がするだけなのです。2時間ほどで血糖値は急落し、そこでさらにまた甘いものが欲しくなるという悪循環の繰り返しに。イライラして集中力は続かないし、気分が不安定になってしまいます。一日を気分良く、安定してハッピーな気持ちで過ごすには、血糖値の上下を緩やかにすることがポイントです。バランスの良い伝統的な和食を朝食べることが理想的ですが、忙しい場合でも卵や納豆、ヨーグルト、ツナ缶など何かしらタンパク質を必ずとるようにしましょう。一日の始まりにしっかりと栄養をとると、やせやすい体作りに効果的なことも忘れないでくださいね。

■プロフィール エリカ・アンギャル/Erica Angyal
栄養コンサルタント。 オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒(栄養学)。オーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)会員。2004年以来、ミス・ユニバース・ジャパン(MUJ)公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに栄養指導を行うほか、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどで幅広く活躍。美と健康をコンセプトとして、「内面からより美しく、健やかに輝く」をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信している。日本語での著書に『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)、『美女の血液型別お弁当BOOK』(主婦と生活社)などがある。 (c)marie claire style

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