【9月27日 Relaxnews】ラグジュアリー市場に関する米リサーチ会社「ラグジュアリー・インスティチュート(Luxury Institute)」の調査で、日本の富裕層はリッツ・カールトン(Ritz Carlton)系列のホテルを好み、中国の富裕層にはJWマリオット(JW Marriott)とグランド・ハイアット(Grand Hyatt)グループが人気だとの結果が出た。ホテル情報サイト「4hoteliers」が24日伝えた。

「高級ブランド・ステータス・インデックス」(Luxury Brand Status IndexLBSI)では、日本と中国の富裕層に過去年1年間の高級ホテルグループの利用について調査。日中の富裕層旅行者に「宿泊設備の質」「高級感」「ステータスの高さ」「滞在時に特別な体験を得られるかどうか」といった項目別にホテルグループを格付けしてもらった。

 中国では年収100万元(約1200万円)以上の富裕層に26の高級ホテルグループについて尋ねたところ、36%がJWマリオットを、34%がグランド・ハイアットを贔屓にしていた。この2つのホテルグループは「次回宿泊したいホテル」でも上位だった。

 一方、日本では年収1500万円以上の富裕層に、20ホテルグループの高級感や人気について質問したところ、1位がザ・ペニンシュラホテルズ(The Peninsula Hotels)、2位にリッツカールトンが挙がった。リッツカールトンは「次回宿泊したいホテル」では最も人気が高かった。(c)Relaxnews/AFPBB News