業界人から絶賛の声、ジョン・ガリアーノの「マルジェラ」
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■ガリアーノのルーツ、ロンドンに回帰
復帰後初のショーが、ガリアーノが修行を積み、名声を得たロンドンで行われたことについて、一部からはオートクチュールの拠点であるパリを無視したものだとの声も上がった。
「メゾン マルジェラ」によれば、ロンドンを選んだのはガリアーノの個人的なつながりと、この街のテーラリングの歴史と伝統を踏まえてのことだという。
ガリアーノはイベリア半島南端の英領ジブラルタル(Gibraltar)で生まれ、ロンドンで勉強してからパリへ渡り、「ジバンシィ(Givenchy)」や「ディオール」のデザイナーとなった。特に「ディオール」では15年間デザイナーを務め、同ブランドの成功に大きく貢献した。
しかし2011年9月、パリのバーで酔って人種差別発言をした様子を撮影した動画が公開され、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」から解雇された。ガリアーノは自分の罪を謝罪し、アルコールと麻薬のせいだったとして、リハビリを受けた。以来、ファッション業界の表舞台からは姿を消していた。
