【4月27日 AFP】上院議員を務め、前回2008年の大統領選では民主党候補に指名されるまであと一歩のところまで迫ったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官(64)が26日、今度は「宇宙観光客」になりたいという希望を冗談交じりに明かした。

 英ヴァージン(Virgin)グループを率いるリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長を米国務省に迎えたクリントン長官は、宇宙観光のパイオニアであるブランソン氏は「非日常的体験の強力な提唱者」だと称賛した。

 クリントン長官は、「彼と会えてとても興奮しています。何十年も前の私の夢は宇宙飛行士になることでした。彼は私の夢をかなえてくれる最後のチャンスになるかもしれない」と言うと、その場にいた人たちから笑い声が上がった。

 ブランソン氏は前年10月、世界初の商業宇宙船発着基地を米ニューメキシコ(New Mexico)州の砂漠地帯にオープンさせた。同氏が経営する宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)」は宇宙旅行を1回20万ドル(約1600万円)で売り出して、新しい宇宙観光時代を切り開こうとしている。

 ブランソン氏は、クリントン長官の宇宙旅行代金について「(ライバルの)共和党が全額負担するとの申し出があった」と冗談を飛ばした。「全て支払済み、手配済みだよ」

 ブランソン氏のジョークはともかく、最近の世論調査によればクリントン長官は米政界で最も人気のある政治家の1人であり、2016年の大統領選に出馬するのではないかとの臆測を呼んでいる。

 クリントン長官はここ最近疲労がたまっているといい、今年11月の大統領選の結果にかかわらず、バラク・オバマ(Barack Obama)現大統領の任期が終了する2013年1月に政界から引退すると繰り返し表明している。

 ブランソン氏はクリントン長官が指揮を執る米産業振興フォーラムに参加するために首都ワシントン(Washington D.C.)を訪れていた。(c)AFP

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【動画】
「宇宙飛行士になりたかった」と語るクリントン米国務長官(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)