イ・ジェミョン(李在明)大統領のX画面キャプチャ(c)news1
イ・ジェミョン(李在明)大統領のX画面キャプチャ(c)news1

【09月25日 KOREA WAVE】韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領は24日(現地時間)、北朝鮮兵捕虜2人が韓国に送還された事実を世界に公表したウクライナのゼレンスキー大統領と、この問題をめぐり政府への批判を強める韓国野党に対し、公に遺憾の意を示した。

メキシコを国賓訪問中のイ・ジェミョン大統領は同日、X(旧ツイッター)に「国政は国家と国民のためのものであり、政権や権力者の利益、人気のためのものであってはならない」と題した文章を投稿。「北朝鮮兵捕虜の韓国送還問題は、外交、安全保障、朝鮮半島情勢に大きな影響を与える非常に敏感な問題だ」と指摘した。

イ・ジェミョン大統領はゼレンスキー大統領について、「南北関係がどうなろうと、誰かが命を落とそうと、国益が損なわれようと意に介さず、成果を誇示するため捕虜送還の事実を大々的に世界へ知らせた彼らの立場からすれば、韓国政府が非公開で進めてきた努力を理解できず、何か問題でもあるのかと思うのだろう」と批判した。

さらに「人の命や国家安全保障などの国益を考えれば、これほど残酷で無責任なことはない」と重ねて批判した。

イ・ジェミョン大統領は「国政支持率の回復に明らかに役立つ北朝鮮兵捕虜の韓国送還を公表しようという内部の意見が、なぜなかっただろうか」とした上で、「公表によって生じるさまざまな問題を考えれば、非公開にすることがあらゆる面で妥当であり、そのように合意した」と強調した。

野党の批判に対しても、「わずかな自分の利益のために誰かの命や国益、安全保障を損なう人を殺人者や売国奴と呼ぶ。妥当で正当な非公開措置を非難するのは正しくない」と主張した。

イ・ジェミョン大統領は「非公開の合意を破って公表したウクライナ側にどのような事情があるのかは分からないが、非常に残念だ」と改めて遺憾の意を示した。

その上で「多くの人々が死亡したり負傷したりし、あらゆるものが破壊される非人道的な戦争が一日も早く終結することを心から願う」と付け加えた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News