中国遼寧省丹東市の新鴨緑江大橋付近で、北朝鮮へ向かうため通関手続きを待つトラック=2026年9月17日、読者提供(c)news1
中国遼寧省丹東市の新鴨緑江大橋付近で、北朝鮮へ向かうため通関手続きを待つトラック=2026年9月17日、読者提供(c)news1

【09月19日 KOREA WAVE】中国・丹東と北朝鮮・新義州を結ぶ新鴨緑江大橋で、試験開通が始まったとみられる動きが確認された。中朝国境地域の事情に詳しい北朝鮮消息筋は17日、news1の電話取材に対し、「午後4時ごろ、新鴨緑江大橋の中国側に新設された税関付近で、トラックが長い列をつくって待機しているのを確認した」と明らかにした。

消息筋によると、車両は新しい税関で通関手続きを待っており、手続きを終えると新鴨緑江大橋を渡って新義州に入る。その先は龍川方面につながっているという。

消息筋が午後9時ごろ、帰宅途中に再び現場を確認したところ、通関を待っていたトラックやブルドーザー、新車はすべて姿を消していた。

消息筋は「12年間暮らしていて初めて見た。中国の自家用車が北朝鮮に輸入されるという話は聞いていたが、直接見たのは初めてだ」と説明。「昼間に確認したトラックやブルドーザーがすべてなくなっていた。通関手続きを終えて北朝鮮に渡ったとみることができる」と話した。

中国遼寧省丹東市の新鴨緑江大橋付近で、北朝鮮へ向かうため通関手続きを待つトラック=2026年9月17日、読者提供(c)news1
中国遼寧省丹東市の新鴨緑江大橋付近で、北朝鮮へ向かうため通関手続きを待つトラック=2026年9月17日、読者提供(c)news1

新鴨緑江大橋は中国遼寧省丹東市と北朝鮮・新義州を結ぶ全長約3キロ、片側2車線の橋。2014年に完成したものの、北朝鮮側の接続道路や通関施設などが整備されず、開通が長期間延期されてきた。

最近は北朝鮮側で接続道路や税関、出入国施設の工事が進むなど、開通が近づいているとみられる動きが相次いで確認されている。

中国と北朝鮮の当局は、新鴨緑江大橋の試験開通や車両通行計画について、まだ公式発表していない。ただ、17日の現場の状況から、すでに試験開通の段階に入ったとの見方が出ている。開通については、別途開通式を開いた上で発表される可能性が取り沙汰されている。

複数の北朝鮮消息筋は、開通の時期として10月6日か、その前後を有力視している。10月6日は北朝鮮と中国の国交樹立77周年に当たる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News