米ワシントンのホワイトハウス・ローズガーデンで2日に開かれた夕食会で演説するトランプ米大統領(c)Reuters/news1
米ワシントンのホワイトハウス・ローズガーデンで2日に開かれた夕食会で演説するトランプ米大統領(c)Reuters/news1

【09月05日 KOREA WAVE】トランプ米大統領が、韓国に国産の中距離地対空誘導兵器「天弓2」をウクライナへ売却するよう圧力をかけるべきだと主張する米紙ワシントン・ポスト(WP)のコラムを共有した。

トランプ大統領は4日、SNS「トゥルース・ソーシャル」で、「トランプはいかにしてウクライナが自らパトリオットミサイルを製造できるよう支援できるか」と題したWPのコラムを共有した。

コラムを執筆したマーク・ティーセン氏は、「トランプ大統領は韓国に対し、相当量の国内備蓄の中から、独自開発したM-SAM II(天弓2)迎撃ミサイル、いわゆる『韓国版パトリオット』をウクライナに売却するよう圧力をかけるべきだ」と主張した。

ジョージ・W・ブッシュ元米大統領のスピーチライターを務めたティーセン氏は、保守系シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の上級研究員で、FOXニュースにも出演している。

ティーセン氏は、韓国が戦争中の国であることを理由にウクライナへの武器売却を避けながら、6月にイランのミサイル攻撃を受けたアラブ首長国連邦(UAE)には天弓2の部隊を供給したとして、「とんでもないことだ」と批判した。

さらに、韓国が迎撃ミサイルをウクライナに提供すれば、米国の負担を軽減すると同時に、ホルムズ海峡への派兵問題などで難しくなった韓米関係を修復するうえで、これ以上の方法はないと主張した。

北朝鮮によるロシア支援を根拠に、ウクライナへの支援は韓国の利益にもかなうと指摘。「韓国政府は北朝鮮のミサイルを相手に迎撃ミサイルを試す機会を逃すべきではない」と強調した。

また、「韓国がさらに一歩踏み出し、信頼できる同盟国であることを証明する機会だ。優れた交渉家であるトランプ氏なら、この隔たりを埋める方法を見つけられるはずだ」と付け加えた。

トランプ大統領はコラムを共有する際、特にコメントを添えなかった。ただ記事は、韓国に天弓2の売却を迫る意図から、WPと対立関係にあるにもかかわらず、このコラムを共有した可能性があるとしている。

ティーセン氏は自身のXで、トランプ大統領がコラムを共有したことを伝え、「大統領、ありがとうございます」と投稿した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News