【07月31日 KOREA WAVE】
国会文化体育観光委員会の大韓サッカー協会聴聞会で、議員の質疑を聞くホン・ミョンボ氏(c)news1
国会文化体育観光委員会の大韓サッカー協会聴聞会で、議員の質疑を聞くホン・ミョンボ氏(c)news1

2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会敗退を受け、30日に開かれた韓国国会文化体育観光委員会の聴聞会で、韓国代表のホン・ミョンボ前監督が大韓サッカー協会に対する国民的な不信感について「協会が信頼を与える姿を見せられなかったためだ」と認め、組織改革の必要性を強調した。また、協会の変化に向け、若いサッカー人が外部からの批判にとどまらず、自ら組織の内部に入り込むべきだと持論を述べた。

聴聞会に証人として出席したホン・ミョンボ氏は、元代表選手らから協会への批判が相次いでいることについて野党「国民の力」のチョ・ウニ議員から見解を問われ、「そうした声をサッカー協会が軽んじてはならない」と回答。「批判している人々は協会で仕事をした経験があるため、何が問題なのかを理解しているはずだ」とした上で「問題を把握しているなら現場に入り、自ら努力して変えていける構造を作ってほしい。十分に変えられると思う」と語った。

さらに「外部から適切な指摘や厳しい意見を出すことも意味はあるが、韓国サッカーで最も厳しい立場にあるのは現場で汗を流す指導者たちだ」と指摘。「現実がどれほど厳しいかを自ら経験し、責任感を持って変化をもたらしてほしい」と呼びかけた。

元代表のイ・チョンス氏やパク・チュヨン氏らが最近、メディアやYouTubeなどで、サッカー協会やホン・ミョンボ氏、韓国サッカー界への批判を強めていた。

ホン・ミョンボ氏は不信感の背景について「協会が信頼を与える姿を見せられなかったため、国民の信頼を失うのは当然だ。その点は常に重く受け止め、反省している」と陳謝。協会内部の人脈重視の風潮や、いわゆる「カルテル」疑惑についても「全くないとは言えない。協会には長年働いてきた人が多いのも事実だ」と認めつつ、「誰か一人が優れているからといって組織改革がなされるわけではない。すべてのサッカー人が力を合わせて初めて変わる構造だ」と分析した。

最後にホン・ミョンボ氏は「若い選手やサッカー人が協会内に入り、問題を正してほしい。外部からの批判も必要だが、組織の中で現実を体験し責任を持って変化に挑めば、より早く良くなるはずだ」と改めて訴えた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News