2024年の豪雨時に撮影された韓国・京畿道漣川郡の郡南ダム (c)news1
2024年の豪雨時に撮影された韓国・京畿道漣川郡の郡南ダム (c)news1

【07月21日 KOREA WAVE】北朝鮮が臨津江上流の黄江ダムから一部放流したとみられる中、韓国・京畿道漣川郡の必勝橋で21日、河川利用者の避難基準となる水位1メートルを超えた。集中豪雨も予想されており、関係当局が住民らに避難を呼びかけている。

漢江洪水統制所によると、臨津江の最北端に位置する必勝橋の水位は、同日午前1時現在で1.13メートルだった。

臨津江流域では、必勝橋の水位に応じて4段階の洪水管理を実施する。1メートルを超えると河川利用者に避難を呼びかけ、2メートルでは非洪水期の人命避難、7.5メートルでは国境地域の危機対応「関心」段階、12メートルでは「注意」段階をそれぞれ発令する。

韓国気候エネルギー環境省は、20日午後8時47分ごろに撮影した国境地域の衛星画像を分析し、黄江ダムから一部放流されたと推定した。同省は1日2~4回、衛星画像を使って国境地域を監視している。

北朝鮮側の臨津江流域では17~19日に続き、20~21日にも集中豪雨が予想されており、放流はこれに備えた措置とみられる。臨津江流域の約60%は北朝鮮側にあり、放流の影響で必勝橋の水位がさらに上昇する可能性がある。

現在、漣川のほか、坡州北東部、同北西部、同南部、金浦に大雨注意報が発令されている。大雨注意報は、3時間に60ミリ以上、または12時間に110ミリ以上の降雨が予想される場合に発令される。

京畿道では20~21日に30~100ミリ、北部など多い所では150ミリ以上の雨が降る見通しだ。

京畿道は緊急速報メールを通じ、「臨津江の水位が上昇している。河川敷の利用者やキャンプ客、漁業関係者、地域住民らは速やかに安全な場所へ避難してほしい」と呼びかけた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News