ソウル西大門区の国民年金公団ソウル北部地域本部(c)news1
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【07月11日 KOREA WAVE】韓国の国民年金で、老齢年金受給者が制度導入から38年で初めて650万人を超えた。長期加入者の引退が本格化し、国民年金は大規模支給の成熟段階に入ったとみられている。

国民年金公団によると、3月時点の老齢年金受給者は651万5853人で、2025年同月より45万9718人、7.5%増えた。男性は387万1249人、女性は264万4604人だった。

加入期間20年以上の完全老齢年金受給者は76万5540人で、2025年より12.8%増え、全体の増加率を大きく上回った。一方、加入期間1年未満の受給者は50万1883人で3.8%減った。加入期間別では1年以上5年未満が187万167人で最も多く、5年以上10年未満が155万3978人、10年以上15年未満が93万9258人と続いた。

檀国大学のチョン・チャンリュル教授は、20年以上の加入者増と短期加入者減は制度の成熟を示すとしつつ、全国民対象となったのは1999年のため、完全な成熟にはさらに10年ほどかかるとの見方を示した。

3月時点の平均受給額は月70万3152ウォン(約7万7000円)で、2025年より3.8%増えた。20年以上加入者の平均は月117万41ウォン(約12万9000円)だったが、個人基準の最低老後生活費139万2000ウォン(約15万3000円)には届かない。専門家は、基礎年金や退職年金を組み合わせた多層的な老後所得保障の強化が必要だと指摘している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News