慶尚北道浦項でのズワイガニ販売(c)news1
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【11月25日 KOREA WAVE】日本産メスのズワイガニ(スノークラブ)が韓国の市場に流通し、水産業界が反発している。韓国ではメスのズワイガニ(セイコガニ)を捕獲して流通させるだけでなく、所持・購入した場合、処罰される。にもかかわらず、スノークラブが輸入されて流通しているのは不合理だとしている。

浦項・蔚珍海洋警察署などによると、10月から日本産のメスのズワイガニが輸入され、水産市場とオンラインなどで販売されているという。

国内産と異なり、日本産は取り締まりの対象から除外され、地元漁業関係者の間で不満が噴出している。地元関係者らは近く、食品医薬品安全処に抗議するという。

ある漁業者は「国内では厳しく取り締まるのに、日本産には特別待遇が与えられているも同然だ。国内の流通秩序が崩れるため、政府は迅速に対応すべきだ」と主張している。

また別の漁業者は「日本の水産物は原発の汚染水(処理水)問題で敏感な扱いを受けている。輸入を許可した政府は直ちにこれを停止すべきだ」と述べた。

この問題を受け、浦項と蔚珍の海洋警察署は特別捜査班を編成し、国内産のズワイガニを日本産と偽って販売する行為などを重点的に取り締まっている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News