ソウルのあるジム(c)news1
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【12月28日 KOREA WAVE】韓国で糖尿病を患っている30歳以上の成人が毎年増加している。ところが、30~40代は自分が患者であるにもかかわらず、その事実を知らない場合が多く、治療率も著しく低いことが疾病管理庁が21日に発刊した糖尿病に関する報告書で分かった。

報告書によると、2019~2021年、韓国の30歳以上の糖尿病有病率は15.8%だった。男性は18.3%で、女性(13.5%)より約5ポイント高かった。糖尿病有病率とは▽空腹血糖が一定レベル以上▽医師の診断▽血糖降下剤服用またはインスリン注射を使用▽糖化血色素6.5%以上――の条件に当てはまる人の割合を指す。

全数調査を始めた10年前から少しずつ増加しており、糖尿病の認知率と治療率も2011年以降増加傾向を見せている。

有病者のうち医師から糖尿病診断を受けた人の割合を指す糖尿病認知率は10年間で60.8%から67.2%へと6.4ポイント増加した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News