豪首相、高市首相からのメロンめぐり性的発言 批判高まるも謝罪拒否

08月11日 17:44


オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相(2026年6月6日撮影)。(c)Patrick HAMILTON/AFP


【8月11日 AFP】オーストラリアで11日、日本の高市早苗首相から贈られたメロンについて、アンソニー・アルバニージー首相が「性的」な発言をしたとし、野党側から謝罪を求める声が上がった。アルバニージー首相は謝罪を拒否している。

アルバニージー首相をめぐっては先月、ポッドキャストの番組「Bush Deep」のインタビューで、歌手のカイリー・ミノーグさんと「関係を持ちたい」と冗談めかした発言で猛反発を受け、すでに謝罪に追い込まれている。

しかしこのほど、5月にオーストラリアを訪問した高市首相からの贈答品に対し、さらに別の「性的な発言」をしていたことが分かり、野党から強い憤りの声が上がった。発言は同じインタビュー内でのものだった。

首相府で行われたインタビューでアルバニージー氏は、高市氏から日本の高級メロンを受け取ったと述べ、これを「奇妙な」プレゼントと冗談めかして語っていた。元駐豪日本大使によると、日本では高級メロンは贅沢品とみなされており、270オーストラリアドル(約3万円)以上の値がつくこともあるという。

番組ホストが「高市氏はオーストラリアの税関をかいくぐって果物を密輸してきたのか」と質問すると、アルバニージー氏は胸の前で両手をかざしながら「『立派なメロン』を2個持ってきた」と述べた。これに対し、ホストは「パメラ・アンダーソンみたいな格好で訪問されたのですね」と返した。

野党側からは、この「侮辱的」な冗談をめぐり、アルバニージー氏に謝罪を要求する声が上がった。

11日の議会で、自身の「不敬な振る舞い」について謝罪するかどうか問われると、アルバニージー首相は「そのような指摘には当たらないと考える」と答え、「高市首相はオーストラリアの友人であり、私の友人でもある」と強調した。

オーストラリアのペニー・ウォン外相も、首相の発言が侮辱を目的としたものだとする指摘を否定している。(c)AFP