ゼレンスキー氏、ウクライナ復興会議を欠席へ ポーランドとの対立が泥沼化

06月24日 09:21


ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2026年6月18日撮影)。(c)JOHN THYS/AFP


【6月24日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、隣国ポーランド・グダンスクで今週開催される「ウクライナ復興会議」を欠席する見通しとなった。ウクライナ政府が23日、発表した。第2次世界大戦の認識をめぐり、両国間の外交的対立が泥沼化している。

ゼレンスキー氏は先月、第2次世界大戦時にポーランド人虐殺に関与したウクライナ民族主義組織「ウクライナ蜂起軍(UPA)」にちなみ、ウクライナ軍特殊部隊を「UPAの英雄たち」と命名し、ポーランドを激怒させた。

これに対しポーランドのナショナリスト、カロル・ナブロツキ大統領は、ゼレンスキー氏に授与されたポーランド最高位の勲章「白鷲勲章」を剥奪。これを受けて複数のウクライナ高官が自身がポーランドから授与された勲章を返上する事態に発展している。

この一連の応酬は、ポーランド・グダンスクで25~26日に開催されるウクライナ復興会議に影を落とす恐れがある。

ウクライナ外務省のゲオルギー・ティヒー報道官はウクライナ復興会議について、「過度な政治化」や「スキャンダル」を避ける必要性があるとして、ユリア・スビリデンコ首相がウクライナ代表団を率いると発表した。ポーランドとの関係については、「外交ルートを通じて、常に連絡を取り合っている」と述べた。