中国の中央銀行 陸家嘴フォーラムで金融施策を多数発表

06月23日 14:40


上海で開催された「陸家嘴フォーラム2026」=2026年6月18日提供(c)CGTN Japanese


【6月23日 CGTN Japanese】中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁が6月17日に上海で開催された国際金融フォーラム「陸家嘴フォーラム2026」において、間もなく実施する多くの施策を発表しました。

第1点は、短期金利の調整メカニズムの改善です。

第2点は、海外の中央銀行向けの人民元現先(げんさき)取引制度の創設です。この制度は、海外の中央銀行が緊急に人民元建ての資金を必要とする場合に、その中央銀行が保有する人民元建て債券を担保として、人民元を貸し付ける制度です。

第3点は、上海自由貿易試験区でのオフショア人民元為替取引試行事業の開始です。

第4点は、特定の状況におけるノンバンク向けの流動性支援とマクロプルーデンス・ツールの設立に向けた研究です。マクロプルーデンス・ツールとは、金融システム全体が崩壊しないように、モニタリングと制御を行う手法のことです。

第5点は、上海市政府および関連部門と共同で「上海国際金融センターにおけるオフショア金融発展アクションプラン」を策定することです。

第6点は、銀行間市場データ・リポジトリの正式発足です。銀行間市場データ・リポジトリとは、金融機関が市場で実施した複雑かつ大規模な取引を規制当局が一括して参照できるデータベースのようなもので、金融界全般に及ぶ恐れがある動きが起きた場合の迅速な対応をより容易にします。(c)CGTN Japanese/AFPBB News