トランプ氏「グリーンランドを覚えているか」 ルッテ氏との会談後にNATO非難
04月09日 14:33
ドナルド・トランプ米大統領(2026年4月6日撮影)。(c)SAUL LOEB/AFP
【4月9日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は8日、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長との非公開での会談後、NATOを再び非難し、グリーンランド併合への意向を改めて示唆した。会談では、NATO脱退の可能性について話し合われるとみられていた。
トランプ氏は、イランへの攻撃で米国を支持しなかったNATOに怒りをあらわにしており、約80年前に立ち上げたNATOから脱退する可能性も指摘されている。
会議後、トランプ氏はNATOへのいら立ちを隠さなかった。「NATOはわれわれが必要としたときにいなかったし、再び必要とする時もいないだろう」と自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿。「グリーンランドを覚えているか、あの大きくて、管理が悪い氷の塊を!!!」と付け加えた。
一方のルッテ氏は、CNNに対し「非常に率直で、非常にオープンな議論だった」と語り、米国がNATOを離脱するかどうかの質問には直接的な回答を避けた。
会談前、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は記者団に対し、NATO撤退の可能性について「大統領が議論してきたことであり、数時間後にルッテ事務総長と議論することになると思う」と述べていた。
トランプ氏は、ホルムズ海峡解放に向けた努力に消極的なことや、米軍に対する基地の利用を制限するなどしたNATOを「張り子の虎」と呼んでいる。
ウォールストリート・ジャーナルは、NATOが非協力的だったとの理由から、一部の加盟国から米軍を移動させることを検討していると報じた。(c)AFP