【4月18日 東方新報】「『襄城に花が舞わぬ所なし』2026春季文化旅行シーズン・黄家湾景観区第十回『花朝盛典』」が3月21日、湖北省(Hubei)襄陽市(Xiangyang)襄城区で開幕した。1300人余りの漢服愛好者がこの地に集い、中国の伝統衣装(漢服)が翻る優雅な趣を存分に醸し出していた。
古来の伝承によれば「花朝節(花まつり)」は百花誕生の日を祝う節句であり、節句の期間中人びとは連れ立って郊外に花見に出かける。黄家湾の「花朝節」は2017年から開催されており、毎年この時季になると、舞い散る花びらの中で「十二花神(12か月のそれぞれの月を司る12柱の花の神)」に扮した踊り手が優雅に舞い、訪れた人びとは春の訪れを感じながら花を楽しみ、詩を吟じ、茶を味わっていた。
イベント会場では、古代中国の儀礼音楽「礼楽」が悠揚(ゆうよう)と流れ、多くの花見客で賑わっていた。まず五大テーマの隊列によるパレードが始まり、花神(踊り手)たちが華やかな衣装で舞い踊り、続いて「春を訪ねる隊列」「街の様子を表す隊列」「園遊の隊列」など様々なテーマで編成された隊列が次々と登場した。さらに伝統演劇の公演や花朝マーケットなど、訪れる人びとはそれらの間を往来して、春の日の賑わいと詩情を五感で満喫した。
「花朝節」は開催から10年を迎え、すでに襄城区の春の文化観光を代表するIPとなっている。地元の観光会社「襄陽黄家湾旅遊開発」の周小雲(Zhou Xiaoyun)副総経理によると、今回の「花朝盛典」では、黄家湾景観区はそれぞれの花の見頃の季節に合わせ、「『桃之夭夭』桃花節」「『落花繽紛』桜祭り」「『山鹃流韻』ツツジ節」「『牡丹春宴』ボタン花会」という四大テーマの花鑑賞ウィークを順次開催する予定だという。
関係者によれば、襄城区は近年、生態資源の優位性と深遠な歴史的文化的素養を土台にして「花を仲立ちとし、旅を主体とし、文化を魂とする」という発展の考え方を堅持し、「『襄城に花舞わぬ所なし』春季文化旅行シーズン」というブランドを絶えず育成・発展させてきた。これにより、生態系の「見た目の美しさ」を経済の「生産高」へと効率的に転換し、農村振興と文化観光産業のグレードアップに力強い原動力を注ぎ込んでいる。(c)東方新報/AFPBB News