サッカー女子イラン代表5選手、オーストラリアに亡命 国歌歌わず迫害懸念

03月10日 13:13


オーストラリアのゴールドコーストで行われたサッカー女子アジア・カップの試合前に敬礼するイラン代表の選手ら(2026年3月8日撮影)。(c)AFP


【3月10日 AFP】オーストラリア政府は10日、同国で開催中のサッカー女子アジア・カップに出場し、母国での迫害を恐れて亡命を求めていたイラン代表の5選手に対し、人道目的のビザ(査証)を発給した。

5人は先週、ゴールドコーストで行われた試合で国歌を歌わず、帰国後に身の安全に懸念があるとしてオーストラリア政府に亡命を求めていた。

トニー・バーク内相によると、5人はイラン代表選手が滞在していたホテルから夜間に「安全な場所」へ移動し、亡命申請を行った。

バーク氏は「オーストラリアでの滞在を歓迎する。ここでは安全であり、居心地良く過ごせるはずだ」と語った。

オーストラリア政府は、他の選手に対しても必要な支援を提供する用意があるとしている。

ドナルド・トランプ米大統領はこれに先立ち、開催国のオーストラリアに対し人道ビザを発給するよう要請し、亡命を認めないのであれば米国が受け入れる用意があると表明していた。(c)AFP