米ドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマンさん死去 96歳

02月17日 18:41


米国のドキュメンタリー映画監督フレデリック・ワイズマンさん(2024年5月16日撮影)。(c)LOIC VENANCE/AFP


【2月17日 AFP】アメリカの制度を記録したドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン氏、96歳で死去

米国のドキュメンタリー映画監督フレデリック・ワイズマンさんが16日、死去した。96歳だった。自身の映画制作会社「ジッポラ・フィルムズ」の声明で明らかになった。

ワイズマンさんは半世紀以上にわたり、数々のドキュメンタリー作品を通じて、米国の公共機関や人々の日常生活に光を当て続けた。作品では、ナレーションやインタビューといった要素は一切排除されていた。

米独立系映画の先駆者と評され、極少人数のチームで撮影し、自ら編集と制作を行い、1時間から6時間に及ぶ作品を作り続けた。

精神科病院をテーマに制作された最初の作品『チチカット・フォーリーズ』(1967年)はワイズマンさんの代表作の一つとなった。

映画制作を手掛ける以前は法律を学び、弁護士として活動していた。2016年に名誉アカデミー賞を受賞している。(c)AFP/Emilie BICKERTON