中国・スイス ゼロカーボン建築プロジェクト成果展、北京で開幕
02月11日 15:50
会場で展示を見学する来場者たち=提供写真(c)CNS
【2月11日 東方新報】中国とスイスが進めてきたゼロカーボン建築プロジェクトの成果展「建築タイプ/気候区」が28日、北京市の複合文化施設「朗園Station」内にある展示スペース「Ramp坡」で開幕した。会期は1月29日から2月13日までで、入場は無料となっている。
この展示は、スイス開発協力庁と中国住宅・都市農村建設部が2021年から2025年にかけて共同で支援してきたゼロカーボン建築プロジェクトの内容を紹介するものだ。建築分野における省エネルギー技術や低炭素化の取り組みを通じ、気候変動への対応を進めることを目的としている。
主催はスイス駐中国大使館で、会場では両国の研究機関や実務者による調査・実証の成果を紹介しており、展示は三つの構成で行われている。数百本に及ぶ研究報告を整理し、図表と解説でまとめたパートのほか、スイス人建築写真家が撮影したゼロカーボン建築の実証事例8件、さらに中国古代の建築技術書『営造法式』の内容を、シルクスクリーン印刷によって太陽電池パネル上に再現した展示などが並ぶ。
会場を訪れた来場者は、異なる気候条件や建築タイプに対応した設計手法や省エネ技術について説明を受けながら展示を見学していた。
開幕式であいさつしたスイス駐中国大使は、このプロジェクトについて、今後の両国間の協力を進める上での一つの基盤になるとの認識を示した。(c)東方新報/AFPBB News