LAFC加入の孫興民がMLSデビュー PK獲得で勝ち点獲得に貢献
08月10日 15:02
25MLS、シカゴ・ファイアー対ロサンゼルスFC(LAFC)。歓声に応えるロサンゼルスFCの孫興民(2025年8月9日撮影)。(c)Geoff Stellfox/Getty Images/AFP
【8月10日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は9日、各地で試合が行われ、ロサンゼルスFC(LAFC)に加入した韓国代表FW孫興民はシカゴ・ファイヤー戦に後半途中から出場し、2‐2の引き分けに貢献した。
61分から出場し、エネルギッシュなプレーを見せた孫は77分、カウンター攻撃で抜け出すと相手選手にペナルティーエリア内で倒された。当初、主審はプレーを続行させたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によりPKが認められると、81分にデニス・ブアンガがこれを蹴り込んで、スコアを同点とした。
試合後に孫は「いいパスだった。はっきりと接触があり、間違いなくペナルティーだった。疑いの余地はない」「勝ち点3を取れなくて少しがっかりだが、みんなが本当に頑張ったと思う。デビューできてうれしいし、早くゴールを決めたい」と述べた。
孫は3本のシュートを放ったものの、いずれもシカゴの守護神クリス・ブレイディに比較的簡単にセーブされた。
孫は2日、10年間プレーしたイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーの退団を表明すると、6日にMLS史上最高の2600万ドル(約38億4000万円)と報じられる移籍金でLAFCに加入していた。(c)AFP