メッシ「動揺」、MLSオールスター欠場でリーグ戦出場停止に
07月26日 11:12
サッカークラブW杯、決勝トーナメント1回戦、パリ・サンジェルマン(PSG)対インテル・マイアミ。失点に落胆するインテル・マイアミのリオネル・メッシ(2025年6月29日撮影)。(c)FRANCK FIFE / AFP
【7月26日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は25日、オールスターゲームを欠場したインテル・マイアミのリオネル・メッシと、チームメートのジョルディ・アルバに出場停止処分を科すと発表した。
MLSは声明で、「リーグ規則により、リーグから事前の承認を得ずにオールスターゲームに参加しない選手は、次のクラブの試合に出場する資格がない」と述べ、両選手が26日に行われるFCシンシナティ戦に出場できないと述べた。
メッシとアルバは、23日に行われたメキシコ・リーガMX選抜との一戦に臨むMLSオールスターに選出されていたが、試合当日に理由を明かさず欠場していた。
MLSの規則では、オールスターに選出された選手は負傷などの正当な理由がない限り、参加しなければならない。
MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏はこの日、出場停止にする以外に選択肢がなかったと述べ、この決定を「非常に難しい決断」と表現した。
「リオネル・メッシがこのリーグを愛していることは知っている」「メジャーリーグサッカーのためにメッシほど貢献した選手や人物はいないだろう」と述べたガーバー氏は、「オールスターゲームへの参加に関する長年の方針があり、それを施行しなければならなかった。非常に難しい決断だった」と続けた。
一方でガーバー氏は、MLSが今後この方針を見直す意向だと述べている。
マイアミの共同オーナーを務めるホルヘ・マス氏は、出場停止の決定を非難し、メッシが「動揺」していると述べた。
今年いっぱいで契約が切れるメッシとの延長交渉に臨んでいるマス氏は「レオ・メッシは非常に動揺している。これが長期的な影響を与えないことを願っている」と語った。(c)AFP