レアルがユベントスに勝利、準々決勝はドルトムント クラブW杯
07月02日 14:24
サッカークラブW杯、決勝トーナメント1回戦レアル・マドリード対ユベントス。ゴールを決めたゴンサロ・ガルシア(2025年7月1日撮影)。(c)PATRICIA DE MELO MOREIRA/AFP
【7月2日 AFP】サッカーのクラブW杯は2日、米国で決勝トーナメント1回戦が行われ、レアル・マドリード(スペイン)が1-0でユベントス(イタリア)を下し、準々決勝でボルシア・ドルトムント(ドイツ)との対戦が決まった。ドルトムントはモンテレイ(メキシコ)に競り勝っている。
ドルトムントは、セール・ギラシが2得点を挙げ、元レアルの主将セルヒオ・ラモスが所属するモンテレイに2-1で勝利。ラモスの古巣との対決を阻んだ。
レアルは、ゴンサロ・ガルシアが今大会3点目となるヘディング弾を決め、マイアミのハードロック・スタジアムでユベントスを下した。
試合は、ユベントスが序盤に主導権を握ったが、徐々にレアルが押し返して主導権を奪い返した。
シャビ・アロンソ新監督の下、無敗を維持しているレアルは、後半にゴンサロがトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスに頭で合わせて先制点を挙げた。
病気から復帰したキリアン・エムバペも途中出場し、観衆6万2149人の歓声を浴びたが、追加点は奪えず。ユベントスも終盤は同点を狙って攻勢を強めた。
レアルの守護神ティボー・クルトワは「後半は多くのチャンスがあったが、相手のGKが本当に良かった」と語った。
アロンソ監督は、試合内容に満足感を示しつつ、ガルシアの活躍を称賛。「彼はレアルのレジェンド、ラウールに似ている」と語った。またエムバペについては「準々決勝ではもっと状態が良くなるだろう」と述べた。
一方、ユベントスのイゴール・トゥドール監督は、選手たちの疲労を強調。「最後には10人が交代を求めていたが、当然そんなことはできない。試合の緊張感だけでなく、暑さと湿度もあった」と述べ、長いシーズンの終盤であることにも言及した。(c)AFP