ジャイアントパンダ「シャンシャン」ファミリーの誕生日会が東京で開催
06月19日 14:45
8歳の誕生日を迎えたパンダのシャンシャン(2025年6月18日提供)。(c)CGTN Japanese
【6月19日 CGTN Japanese】中国駐東京観光代表処と東京中国文化センターが共催するジャイアントパンダ「香香(シャンシャン)」ファミリーの誕生日会がこのほど東京市内で開催されました。200人余りのパンダファンと中日友好関係者が出席し、かわいいパンダ「シャンシャン」ファミリーの誕生日を祝いました。会場は楽しい雰囲気と温かい雰囲気に満ちていました。
シャンシャンは2017年6月に東京上野動物園で生まれた、在日パンダ「比力」(日本名:力力、リーリー)」と「仙女(日本名:真真、シンシン)」の娘です。2023年、シャンシャンは日本から故郷の四川省に戻り、リーリーとシンシンも昨年帰国しました。
誕生日会では、中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表はあいさつし、中日国交正常化以来、パンダが両国の友好の使者として人的・文化交流と科学研究協力において果たした重要な役割を振り返りました。また、「今回の誕生日会を通じて、パンダという中日友好の使者の役割がさらに発揮されることを願う。より多くの日本人が中国を訪問して交流し、旅行することを歓迎し、中日両国民の心の通じ合いを促進させ、中日友好事業の前進に貢献することを望んでいる」と表明しました。
上野動物園の金子美香子副園長は、上野動物園がジャイアントパンダの保護研究で収めた成果を紹介したうえで、「パンダの保護は複雑で長期的なシステムプロジェクトであり、科学的な飼育管理だけでなく、生息地の保護活動を継続的に展開する必要がある。今回の誕生日会を通じて、より多くの日本国民からパンダ保護活動に対する関心と支持を得るよう願っている」との期待を寄せました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News