中国空母、日本の経済水域に進入
06月10日 10:37
沖縄沖を航行する中国の空母遼寧(上)とミサイル駆逐艦(中・下)。防衛省統合幕僚監部広報が公開(2024年9月18日撮影、資料写真)。(c)Japan's Ministry of Defense Joint Staff Office Public Relations/AFP
【6月9日 AFP】防衛省は9日、中国の空母など4隻の艦船が先週末に東京・小笠原諸島の南鳥島沖約300キロの海域で、日本の排他的経済水域(EEZ)に一時進入したと発表した。
防衛省によると、遼寧とミサイル駆逐艦2隻、高速戦闘補給艦1隻が7日に日本の最東端・南鳥島の南西約300キロ海域を航行した。中国の空母がEEZに入ったのは初めてという。
中国艦船がEEZを出た後、戦闘機とヘリコプターの発着艦が確認された。日本は監視のため護衛艦「はぐろ」を派遣した。(c)AFP