サッリ氏がラツィオ新監督に 1年3か月ぶり復帰

06月03日 15:07


イタリア・セリエA、ラツィオの監督に復帰するマウリツィオ・サッリ氏(2024年2月14日撮影)。(c)Filippo MONTEFORTE/AFP


【6月3日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのラツィオは2日、マウリツィオ・サッリ氏(66)の監督就任を発表した。

今季リーグ7位に終わり、来シーズンの欧州カップ戦出場権を逃したことを受けて辞任したマルコ・バローニ前監督の後任となる。

サッリ氏は昨年3月までラツィオの監督を率いており、1年3か月ぶりの復帰となる。

前回は2021年夏に就任し、22-23シーズンにはチームをリーグ2位に導いた。昨季途中の退任後は、どのクラブも指揮していなかった。

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、サッリ氏の復帰について「これは心と信念、そしてビジョンに基づく選択だ」と表現し、「彼と一緒に早すぎた中断を再開したい。熱意とアイデンティティ、野心を取り戻せると信じている」と述べた。

サッリ氏は2020年にユベントスを率いてセリエA優勝を経験。その前年にはイングランド・プレミアリーグのチェルシーでヨーロッパリーグを制した。(c)AFP