メッシ MLS移籍後最大の黒星、マイアミ苦境

05月11日 16:29


25MLS、ミネソタ・ユナイテッド対インテル・マイアミ。先制点を決めるインテル・マイアミのリオネル・メッシ(右、2025年5月10日撮影)。(c)David Berding/Getty Images/AFP


【5月11日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は10日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミは1-4でミネソタ・ユナイテッドに大敗。リオネル・メッシはMLS参戦後で最悪の敗戦を味わった。

メッシは後半に得点したが、マイアミは再び守備のもろさを露呈し、公式戦ここ5試合で4敗目を喫した。チームはこの間に14失点している。

ルイス・スアレスが負傷中のため、ハビエル・マスチェラーノ監督は、中盤5人の前でメッシを自由にプレーさせる布陣で臨んだ。監督は、控えFWのファファ・ピコーが試合前に片頭痛を起こしたため予定が崩れたと話し、準備していたにもかかわらず相手の戦術に対応できなかったことを嘆いた。

「厳しい負けだ。この試合のように、ミネソタが好守の切り替えやセットプレーが特徴のチームなのは分かっていた。想定していた通りの相手の戦略にまんまとはまったことが一番心配だ」と述べた。

「プレーのレベルが落ちたことについては、明らかに私に責任がある。すべて私のせいだ。監督が選手を納得させたり、求めていることを伝えたりできなければ、それはすべて監督の責任だ」

ニューヨーク・レッドブルズは、王者ロサンゼルス・ギャラクシーに7-0で大勝。昨シーズンのMLSカップ決勝で敗れた相手に驚異的な形で雪辱を果たした。

一方でギャラクシーはチャンピオンらしさが見られず、12節を終えて未勝利の勝ち点わずか3ポイントで、ウエスタンカンファレンス最下位に沈んでいる。(c)AFP