南野ゴールのモナコ、来季の欧州CL出場決定
05月11日 11:14
24-25フランス・リーグ1第33節、ASモナコ対オリンピック・リヨン。チームメートと先制点を喜び合うASモナコの南野拓実(右、2025年5月10日撮影)。(c) CLEMENT MAHOUDEAU/ AFP
【5月11日 AFP】24-25フランス・リーグ1は10日、第33節の試合が行われ、ASモナコは2-0でオリンピック・リヨンを破り、オリンピック・マルセイユとともに来季の欧州チャンピオンズリーグの出場権を獲得した。
どちらも他会場の結果と併せ、最終節を前にトップ3を確保できる状況で試合を迎えた中、モナコは南野拓実とデニス・ザカリアの後半のゴールでリヨンを下した。
一方で、チャンピオンズリーグ出場による賞金がどうしても必要なリヨンにとっては痛恨の敗戦となった。この日敗戦を喫した4位ニース、5位リール、6位ストラスブールに勝ち点3差をつけられた7位のまま、次節はその3チームと出場権の最後の1枠を争う。
マルセイユは降格の危機にあるルアーブルとのアウェーゲームで、フラストレーションのたまる展開に陥りそうになりながらも、3-1で勝利した。
アミーヌ・グイリが先制点を挙げたが、後半にマルセイユサポーターが会場のホームファン用エリアに入っていたことで騒動が起こり、試合が約30分間中断。再開後にはイッサ・スマレに同点ゴールを許した。
それでも、メイソン・グリーンウッドが残り5分で今季リーグ戦19ゴール目となる強烈なミドルシュートを決めて勝ち越すと、グイリが後半アディショナルタイムに2点目を決めて勝利を決定づけた。
すでにリーグ4連覇を決めているパリ・サンジェルマン(PSG)は、降格の決まっているモンペリエに4-1で勝利。アーセナルを破って決勝進出を決めたチャンピオンズリーグから中2日で、主力数人を休ませたが大勝を収めた。
サンテティエンヌはスタッド・ランスに2-0で勝利した。依然として下から2番目の17位だが、入れ替え戦に臨む16位ルアーブルには勝ち点1差に迫っている。(c)AFP